【NARUTO】いやいやいや寝て起きたらトリップとか意味わからん【男主】 (ページ4)

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2話:え、空気重くない？いや重くない…？ページ4

ミ「え…えっと、落ち着いた？」

戸惑いながら話しかけてくるミナトさん。
そりゃあビビりますわな。
急に暴言で起き上がっておとなしく名前言ったかと思ったら急にベッド降りて走って洗面台の前に立って呆然としてるんだから。

俺幼くなってるし、髪色も目の色も変わってる！！
かっこいい！！！！！！(自画自賛)

『あ、あっと、すみません！落ち着きました』

すみません、と何回も謝りながらベッドの上に正座する。
あ、失敗したわ。正座したら足痺れる。
いや、でも今更変えられんし。いいや。
このまんまで。

ミ「よかった。君の今後についてなんだけどね。あ、俺は波風ミナト。木ノ葉の里の四代目火影だよ。」

知ってまーす！！！！！！知ってまぁす！！！
はい！！超かっけー！父ちゃんですよね！
ナルトの！！！知ってます！！前話でも言うたけど！！

ミ「よろしくね。皐月くんの一族が住んでる集落が昨日何者かに襲われて、君ひとりを残して皆死んでしまったんだ。それで……言いにくいんだけど、君には家族がいないでしょ？住むところもなくなっちゃったわけだし。だから、君の住む所を用意するまでの間俺の事務所…的な場所というかそういうところがあるからしばらくそこで生活してもらうようになるけどいいかい？」

『…………』

……え？重くない？
俺以外死んじゃってたの？あそこ。
まじか。
いや、重い重い重い、過去重い！！過去というか今だけど！！
空気重っ、めっちゃ心配そうな顔してるじゃん四代目!!!!
あっこれ俺が黙ってるからか！！！
そっか！！！！

『あ、返事遅れてすみません、ぜひ。四代目がご迷惑でなければ！！』

俺がそう返事すると四代目は嬉しそうに微笑んでじゃあ用意してくるから君はもう少し待っててね！と言い残して立ち去った。
あ、この人飛雷神使ったな？
一瞬で居なくなるじゃん!!!

看護師さんが入ってきて四代目様からお預かりしてます、と新しい服を渡してくれた。
あと火影邸までの地図。
え、土地勘ない俺に一人で行けっての？
まじかぁ！！！
頑張ろ。

『ありがとう御座います！！』

ぺこりと頭を下げて貰った服に着替える。
これはなかなか…動きやすいな。
黒の大きめのTシャツと…スパッツ？？何故？
まぁいいか。
最後に靴を履き、俺は地図片手に火影邸へと向かった。

(そういえば靴、ぴったりだけど寝てるときに測ったんかな)