13話 ページ17
結局なんのお菓子だったのかわからないまま捨て台詞にガチギレして寝て、そのまんまだった。
今日は学校休みだったはず、と1階に降りると勝己に何かを放り投げられる。
反射的に受け取って確認してみるとピンク色のお菓子だった。
「…なんこれ」
爆「昨日テメーが食った菓子だ。」
えっなんだ、教えてくれるのか。
優しいか。気持ち悪いな？どうした。
あのとき色味までは見てなかったからわかんなかったけどこれあれか。苺のお菓子か、、。
勝己がそういえば、と口を開く。
爆「今日どうせ暇だろ」
「どうせ暇とか言うな」
爆「ちょっと付き合えや。はよ着替えろ」
げし、とケツを蹴られ意味わかんねえとぼやきながら僕は部屋へと戻る。
昨日やっと試験が終わり肩の荷が降りたのか勝己の顔はちょっと穏やかだった。
ちょっと。ほんのちょっっっっっっっっと。
相変わらず目つき悪いけど。
ていうかちょっと付き合えやって何？どっか行くの？
個性の練習だったら動きやすい服で来いとか言うだろうし。
とりあえず適当になんか、オシャレっぽいやつ引っ張り出すか。
こんなもんでいいだろうと再び1階に降りるとちゃんと準備している勝己がいてビビった。
えっどうしたのさ、めっちゃちゃんとした服装じゃん。
「…ちょっとビビった」
爆「ビビんなやうぜえな。行くぞ」
お小遣いを毎回ちゃんと貯金していたおかげで今日一日遊ぶぶんは余裕である。
スニーカーを履いて、家を出る勝己の後を追った。
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作者から
いや〜入学前にちょっとかっちゃんとAくんを仲良くさせてみたいなと思ってお遊び回を入れてみることにしました！
次のお話は色々楽しむ二人がかけたらなと思います！
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蒼(プロフ) - 岼阿さん» ほぁー！！ありがとうございます！！続きは夜中にまた更新いたします!! (2020年1月15日 21時) (
レス) id: 7602850d13 (このIDを非表示/違反報告)
岼阿(プロフ) - まだ5話しか投稿されてないのに続きが楽しみで仕方ない…!!!とっても面白かったです!!!続きを心待ちにしております!!!m(_ _)m (2020年1月15日 19時) (レス) id: 5f48fe1b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2020年1月14日 14時
