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A「隣にいた女性、もういいんですか、」
言ったあと、後悔した 。
私がそこまで干渉するべきことじゃない。
彼は苦笑いしながら、振られたんです、と
「こんなこと、あなたにお願いするの自分でもどうかと思うんですけど、焼き鳥とビール、付き合ってくれませんか。」
少し、戸惑った。が、いつまでも洋平さんに縋り付いてるようじゃダメだし、この人を好きになるとかじゃなくて、何か気分転換のきっかけになれば、と。
A「いいですよ。どこ行きましょうか。」
彼はとても驚いた様子で
「、え。あすみません。
オーケーしてもらえると思ってなくて。
お店探します。」
隣いいですか、と彼もコーヒーを頼んでスマホでお店を調べだす。
ヒ「俺、ひろゆき、っていいます。
みんなヒロって呼んでるので、ヒロで。」
A「あ、Aです。」
ヒ「ふはっ、はじめましてじゃねーのになんかへんな感じ。
よろしくね、Aちゃん。」
A「ふふ、こちらこそです。」
5時からやってるお店が近くにあったので、そこに向かうことに。
半個室みたいな、居酒屋さん。
とりあえずビールと焼き鳥、餃子を頼んだ。
ヒ「ふぁーーーーー。」
A「まさかナンパされるなんて。」
ヒ「ふはっ。
俺もそんなことになるなんて思ってなかったですよ。
ご近所さん？職場が近いとかですか？」
A「ん、まぁそんな感じですかね。」
彼のことを言うわけにもいかず、つい、そう濁してしまった。
ヒ「俺も、職場？職場なのか分かんないけどそんな感じのとこがあるんでよく行くんだよね 。」
A「こんな偶然、あるんですね。」
何も落ち込んだことがなくても餃子にビールって美味しい。
ヒロさんもとても感じのいい人で。
A「てゆうかヒロさんよく飲みますねぇ。」
私よりだいぶ早いペースでお酒飲んでるけど、大丈夫なのかな、、、
ヒ「振られた日くらい飲ましてよ。
振られた女送る俺、いい男過ぎない？なんつって。
あいつ、酒呑むのあんまいい顔しなかったし。」
まぁ、飲みに出てたけどね、ふはっ。と独り言のように呟いた。
A「私に元気の出し方教えてくれたの、ヒロさんですもんね。
今日は飲みましょうか。」
私も洋平さんのことうじうじ考えるのやめてるんだった。
今日は便乗して私もやけ酒しちゃお。
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ねむ(プロフ) - みささんの文章の虜になってしまいました(///ω///)♪ お忙しいとは思いますが更新たのしみにしていますね♪ 久々心踊る文章で、情景も浮かびますし何よりメンバーの皆さんの話し方や性格がリアルに感じます(>_<)!! (2020年2月5日 1時) (
レス) id: e5d80ff8e0 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みずきさん» みずきさん どうぞ〜！コメントください！ (2018年9月2日 7時) (レス) id: 53a3648267 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - リクエストよろしいですか？ (2018年8月31日 23時) (レス) id: d8092865a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みさ | 作成日時：2017年12月17日 7時
