あなたの虜にして

色気 H.I_3 ページ18

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一通り食べて飲んで、ちょっとだけほろ酔いになって来た頃、





ヒ「俺ね、色気って言うのは、魅力なのかなと思ってて。
あ、この話まだ需要ある？」




A「あります。お願いします。」





ヒ「ふはっ。じゃあ続けるね。
でも魅力って感じ価値とか人それぞれじゃん？
その人が好きな服装だったり髪型とか顔だったり、趣味がかっこよかったり。
それのレベル的なものが総じて高い人がより魅力的、とか、オーラがあるって言われてる思う。」




ほう、なるほど、、




ヒ「その人にとって相手のレベルが高い人を素敵だなぁと思うことは当たり前のことだと思う。
いやAちゃん俺のこと好きだろ、っていってる訳じゃなくてね。
アーティストとかを例に挙げると、イエモンの吉井さんとか、色気あるよね？」







A「確かに。」





ヒ「だからね、俺が色気ある、って言ってくれてるのは多分俺がやるって決めたことは最後までやるとか、そういう性格から来てるかも知んないね。」






A「じゃあわたしも色気を出すには、決めたら最後までやったら、何か変わるかもしれない、ってことですか？」





ヒ「んー、そうなんだけど、Aちゃん、入社してから仕事めっちゃ頑張ってると思うし、性格ちょっと似てるな、と思ってるとこあるんだけど、どう？」




あー、確かに、仕事は手抜かないようにしてるし、ちょっと磯部さんと似てるかも、、




ヒ「メンバーとか、ロゼとかたまにくるでしょ？
その時にたまに褒められてるよ〜なんかオーラある、って。」






う、それは仕事だからぴりついてるのかも、、





ヒ「まあ確かに仕事中は俺らもAちゃんも真剣だろうし、これでオーラない、って言われちゃダメなんだけど。
でもね、Aちゃんはそのままで十分素敵だよ、ってこと。」






A「そうなんですね〜なんか腑に落ちました！
日々仕事とか好きなこととか手を抜かないでしっかりすることが大事ですね？！先生！ふふっ。」






ヒ「先生。ふはっ。そうね。」







ヒ「真面目な話疲れたでしょ？最近どうよ？」





その後は磯部さんの話とか、私の仕事の愚痴とか、思いっきり話してスッキリして。









A「は〜楽しかった！
今日ごちそうさまでした！」






ヒ「いえいえ。
Aちゃんと始めてこんな話したけど俺も楽しかった。
また誘っていい？」

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