裏の顔は、味が濃い。2【BTS】

誰のセンイル？ ページ10

『ただいまー

え、なんでこんな真っ暗なの』





玄関を開けるといつも明るい玄関が真っ暗で見づらくて戸惑う。





YG「ん、俺についてきて。手握ってて。あ、あと目もつぶってて」






『は？なんでよ、転ぶじゃん』





YG「いいから」





『意味わかんない…』






仕方なく目を瞑りながらユンギの手を握りついていく。こいつ、柱にぶつけたりとかしたらただじゃ置かないからな。
カクテキ用の大根でぶん殴ってやる。







YG「いいよ、目開けて」







『なんなの…よ、』







パンっ！！







「「「Aヌナ、お誕生日おめでとう！！！」」」








『…え、？』








ユンギの合図で目を開けると目の前にはHappy birthday！！と書かれた風船が壁に飾ってあり、その周りにはたくさんの手作りと思われる飾りがあった。テーブルの上には誰がそんなに食べるんだ、ってくらい食べ物が乗っかっている。







『え、これって…？』







JK「うわぁぁあ！Aヌナぁ！！お誕生日おめでとうぅ！！ごめんねええ今まで冷たくしてて！！」






TH「へへっ、驚いた？！驚いたよね？？！」






JM「じじゃーん！Aヌナにバレないように隠しながらやった飾りでーす！」






NJ「何度がバレそうになったけど笑」





HS「Aヌナのために、みんなでつくったんだぁ！」





JN「料理だってジョングガと僕のふたりで沢山頑張って作ったんだよ！！」








『…？マネージャーいないよ？』






YG「ちげーよバカ。今日お前の誕生日だろ」








『…あー！！！』






JN「もー！気づくの遅いって！」






『えっ、えっ、みんな、ありがとう！！』





みんなが私のために仕事終わりも頑張っててくれてたことにすごい行き場のなかった母性が溢れ出て、すごい嬉しくて、つい涙を流してしまった。






TH「ひひっ、Aヌナ、泣いてるの？可愛いね！」







チュッ






『！？！？』







…！？
いつもの調子に戻ったと思ったらその調子超えてこの子キスしてきましたけど！？




JM「て、テヒョンア！？」





JK「ヒョオオオン！！！」





TH「あっ、ごめん！泣いてるAヌナ可愛くて…！つい！」






『なっ、そんな理由で…！』





TH「ええだって僕、泣いてる女の人だーいすきなんだもん」






『えっ…(引)』






JM「もー！説明不足！」

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