裏の顔は、味が濃い。2【BTS】

キラキラのフルーツ ページ9

ユンギの運転する車で移動すること20分くらい、ブランド物のお店が並ぶ通りの近くに止めて、気になるお店に入っては出てをするユンギに振り回される。


あぁお高いお店。可愛いものが沢山だわ。買えないけど。






『え、これ可愛い』




YG「どれ？」




『これ、って…近い。』





YG「…しょうがねぇだろ。見えなかったんだから」




ユンギの方を振り向くとすぐ近くに顔があって危うく鼻を掠めるかと。危ない危ない。





YG「で、どれ？これ？」




『うん。これ、裏にハートが彫ってあるんだって。』





私が指したのはピンクゴールドのリングピアス。リングの裏側に小さくハートが彫られてるみたい。




YG「ふぅん…これ欲しいの？」





『欲しい。でも高いからやめとく。』






YG「…そうか。じゃあ俺が買う」






『へ？ユンギつけるの？』





YG「わるいかよ」





『いや、別に…』




ユンギがピンクゴールドなんてつけてるイメージないからな…





YG「ちょっと先外出てて」




『あ、うん』





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YG「おまたせ」





『おかえりー次どこいく？』






YG「そうだな、明日マネヒョンの誕生日だし、ケーキ買っておきたい」





『あー明日なんだ。じゃあ私もカクテキ作る材料買いたいできたら渡してもらってい？』





YG「…なんでカクテキ？」





『え、誕生日プレゼント』





YG「プレ、ゼント…やっぱ俺お前についていけねぇわ。てか誰もついていけねぇよ」





『？』




…マネージャー、カクテキ嫌いなのかな？まぁいっか。





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YG「どれがいいと思う？」





『わ…どれも美味しそう…！こんないいお店知ってたんだね！』




ユンギが連れてきてくれたのはフルーツタルト専門店で、やっぱちょっとお高めだけど値段なだけある。どれもこれも美味しそう…






『えっ、このいちごだけのもシンプルで美味しそう…でも色々な種類なのもいいよね…ええ、どっちがいいかなぁ…』





YG「ゆっくり選べ」





『うん！





うーん、マネージャー嫌いなフルーツあるかな？』






YG「いや、ないと思うぞ？」






『じゃあこれかなぁ…色とりどりだし！』








YG「わかった。
すいません、これホールでひとつ」






『マネージャー、喜んでくれるといいね』





YG「あぁ、…絶対喜ぶよ。」






『…うん！』





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誰のセンイル？→←母性の行き場がない

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