裏の顔は、味が濃い。【BTS】

やはりイケメン ページ43

2人の仲直りも済み、メイクも終わり、撮影場所へとみんなで向かう。Aヌナにも見て欲しい〜って懇願されて、…仕方なくなんだからね！別に一人で何時間もあの広いところに何もしないでいるのが嫌なわけじゃないんだからね！！







通る人皆、誰だあいつみたいな顔されたけど私もなんでだって感じなのでこちらを見ないでいただきたい。一応会釈はするけど。






というかなぁ、まだ熱完璧に治ったわけじゃないからたまーにふらつくんだよね。バレないように一番後ろ歩いてるからいいんだけど、






家でドタバタ掃除してぶっ倒れてるよりはマシかな。まだこの方が。






___________






『いやほんと黙ってればイケメン…』





雑誌の撮影をするみんなをみてつくづく感じた。






MG「歌っててもイケメンだし、私生活は可愛いし、ほんと神様不公平だよな〜」





私生活は保育園だと思うの私だけですか。






MG「どうだ？アイツらに恋愛感情でも湧いたか？」






『いや微塵も。母性本能が増すばかりで』






少しドキドキはするけどね。






MG「よかったよかった！お前なら大丈夫そうだなって思ったよ！」







『恋愛したらどうなるんです？』






MG「まぁ、解雇だろうな」







『うっわー…きつ。私が私でよかったー…』







MG「俺もお前みたいな変なやつが現れてくれてよかったよ」







お婆さん世代に家政婦頼むと２、３人は人手が必要だからな！あそこは！あっはっは！

なんて軽く言いますけどねあなた。私みたいなピッチピチのプリチーガールでも辛いんですわ。








MG「おっ見てみろよ。全体撮影だって」






『…ん』







最後に7人全員の写真を撮るらしく、集まってくるイケメン達。うーん。目の保養。そのまま喋らないでいてくれ。





目に焼き付けておこうとじーっと見つめてると私が見ているのに気がついたのかグクが思いっきり手を振ってくる。テヒョンも振ってきた。あ、隣のユンギに当たった。あ、怒られてる。


MG「まったく…あいつらは」





『ヌナっ子ですね、ほんとあの子達』






MG「まぁ、頼れる人が増えたって感じだろ。一応歳上だしな」





『一応とか余計なんですけど』






怒られてもめげずに振ってくる2人にカメラマンさん達も誰にだ？と私たちの方を向いてくる。マネヒョンが急いで手を振って、私も少しだけ手を振る。





嬉しそうな顔をする2人に、ついてきて良かったかもって思わされたよ。

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