ホソクの秘密 ページ32
あー…辛すぎる。
HS「大丈夫?Aヌナ、」
『いやー…うん、ありがとう』
いつも明るく元気にホビホビ〜って言いながら変な踊りしてるだけかと思ったら、そんな優しく人を心配する顔もするんだ…
なんてとんでもなく失礼なことを思いながら、ホソクが撫でてくれる頭に伝わる振動に、こんな純粋に優しくされたのいつぶりだろうなーなんて、柄にもなく少し涙が出る
HS「…え?Aヌナ、なんで泣いてるの、」
『ごめん、優しさが…』
HS「なにそれ、笑
僕らいつもやさしーじゃーん?」
『そうだったね、ありがとう』
熱のおかげが、少し素直になれる。
HS「…ヌナ、汗かいてるよ、自分で拭ける?」
『あー…ごめん拭いてくれる?』
体がだるすぎて、ていうと戸惑いながらもタオルを手に取り、首につたる汗を拭おうとしてくれる、
HS「っ…はぁ、ごめん、Aヌナ、」
『…え?』
拭ってくれた次の瞬間、ホソクの顔が私の首元に移動してて、考える暇もなく、首筋にチクリ、とした痛みが走る
『っ…ホソク…?』
HS「ごめんっ…おれ、我慢できなくて…」
『ど、どういうこと?』
HS「…俺、汗とか、唾液に、興奮しちゃう、んだよね…」
『…あ、』
頭をフル回転させ、少し前のジンオッパの言葉を思い出す。
そうか、ホソクはそんな性癖が…
あまりにもうるうるした目で見てくるから怒るにも怒れず、大丈夫だから、気にしないで、と声をかける、
HS「ごめんねっ、Aヌナ、熱で辛いのに…」
『気にしないで、これでも理解力はまだある方だから。人それぞれだもんね、』
HS「っ…
そんな所に、ジニヒョンは惹かれたのかな、笑」
『…ジンオッパ…』
NJ「Aヌナ!!やっと出来ました!
…え?何この雰囲気…」
思い出して改めて言われたことに少し恥ずかしくなり、なんて返そう、と考えていたらタイミングがいいのか悪いのか素晴らしく笑顔でナムがお盆に料理やらを乗っけて来てくれた。
『ナム、ありがとう』
NJ「?はい、?」
YG「疲れた…むり…」
その後ろでユンギは元々白い肌をもっと青白くさせて憔悴した状態で部屋に入ってきた。ナムよ、あなた一体何をしでかしたの…
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Misya(プロフ) - linさん» ごめんなさいその漫画は分からないのですが楽しんで頂けて良かったです!更新頑張ります! (2019年9月1日 6時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
lin - 偏愛カフェって漫画に似てて面白いです!更新楽しみにしてます!! (2019年8月31日 20時) (レス) id: 29d041caa0 (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - BTS#ARWYさん» わぁぁ....グクさんの人気に乾杯....!!期待に応えれるよう頑張ります!! (2019年8月23日 0時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - オチはできればグクがいいです! お願いします! (2019年8月23日 0時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - てじそく.さん» おお!私の好みのお話が刺さっていただけたんですね...!!知らぬ間にでも力になれて嬉しいです...!!ありがとうございます!! (2019年8月21日 22時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みしゃ | 作成日時:2019年8月8日 2時