4-2 ページ20
『ミンギュっ、ミンギュ！！』
MH「おいっ…！！！あいつ、ふざけんな！！」
何が起きたか状況整理すると、突然私の上からバケツとともに水が降ってきて、それに気づいたであろうミンギュが私をかばってくれた。それのせいでミンギュは水浸し。
思わず上を見るとそこにはサラちゃん何人か女の子がいて、嘘だろ、いまかよ、と軽く殺意が湧いた気がする。
MH「っ…とりあえず、ミンギュのこと保健室連れてこう。」
『うんっ…ソクミナには連絡しとく』
息が荒くて苦しそうなミンギュ、私のためにってしてくれたことは嬉しいけれど、これ以上無理はしないで欲しい、
ハオに背負われたミンギュの頬を撫でながらソクミナに急いで電話をかけるのであった。
___________
あれからもう数十分立って、もう授業は始まっている。
ハオとソクミナにサラちゃんのことは任せて、私はずっとミンギュの傍で手を握るだけ。
たまに苦しそうに私の名前を呼ぶもんだからあまりにも健気で思わず涙が出る、
私、こんなに人に思ってくれる人の事だいぶひどい扱いしてたな。
出会った時からミンギュは私に尽くしてくれて、もうここまで来るとミンギュはそういう人なんだって思ってたけど私以外の女の子のために毎日体育あとふわふわのいい匂いのするタオルを貸してくれたり、お弁当を作って持ってきてくれたり、欲しいと言ってたものを次の日に買ってきてくれるようなことをしてるのは見た事がない。
…私、すこしはミンギュへの態度改めなきゃな。
『今まで、ごめんね、ミンギュ』
MG「…A、」
『うん？』
目をうっすら開けて私の名前を呼ぶから、あぁよかった、目覚ましたんだ。まだ頭ぼーっとするだろうな、タオル持ってきてあげよう。
そう思い席を立とうとするとミンギュに腕を掴まれる。
どうした…？と振り返ると腕をひかれて、ミンギュの上に乗る形になってしまった。
『あっ、ごめ、』
MG「すき、だいすきだよ…」
『…えっ？』
離れようとしたらミンギュの顔が近づいてきて、綺麗な顔だなー…と呑気に考えてる間に急に唇に柔らかいものが当たる、
えまって、ミンギュに、キスされた、？
『ちょっ、…』
MG「Aっ…好きだよ、お願い…そばにいて…」
突き放そうとしても強く抱きしめられて離れられなくなる。
そうやってミンギュからの痛いくらいの愛を感じてる時、私の脳裏にスンチョルさんの顔が浮かんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
からのぽてち - 凄く続き気になります！変更したアカウント名は何でしょう？教えて下さると嬉しいです！ (2019年11月11日 23時) (
レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - むにこさん» コメントありがとうございます！私も2人の絡み気に入っております( ´ω`)ﾉ応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年10月6日 22時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
むにこ - すごい面白くてハラハラドキドキしてます…ハオくんと主人公が好きです。応援してます！ (2019年10月6日 12時) (レス) id: 2e53f7a597 (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます！楽しみにしてくれてありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年10月6日 6時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 続き楽しみです！ 頑張ってください！ (2019年10月3日 7時) (レス) id: 7f63fa7687 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：餅米 x他1人 | 作成日時：2019年10月3日 6時
