56【YG】 ページ7
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気がついたら俺たちは世界への道を切り開いていて今日までずっと登り続けてきた。
これからも、だろう。
世界まで行けるなんて凄いことだ。
今の世の中はグローバル化！なんて言いながら世界はいつまで経っても争いを辞めず、相手のことも理解せず、平和なんて遠い存在だろう。
それでも、俺たちは行けるところまで行こう、そう決めたんだ。
初めてアメリカに行った時、こんなにも世界は違うものなんだと実感した。
韓国、日本ぐらいの世界しか知らなかった俺達に与える影響は大きすぎた。
「アメリカでの収録が終わったら帰ってまた収録だからな？」
そう、言ってきたのはマネヒョン。
忙しい俺たちよりも何倍も忙しい。
7人が全員で同じ仕事が出来れば楽だが、7人という大所帯で一気に出来るところも少なくて半分に分かれることが多い。
その度に誰と誰はここで、違う人達はこっちで、とスケジュール管理がすごく大変なんだ。
新しい人でも雇えば？と提案してみたがバラされたら大変だから全部自分がやると言って聞かなかった。
だからマネヒョンに逆らうやつはいない。
どんなに忙しくてもマネヒョンの方が忙しいから。
どんなに嫌でも迷惑はかけられないから。
JN「次はどんな仕事なんですか？」
「収録だよ、音楽番組の。あ、チェ・Aさんも出るって言ってたかな？｣
Aってあの、Aか？
随分と人気になったのは知っていた。
3年前から人気はあったし、日本デビューも視野に入れてるなんて言っていたっけ？
アユクデで会った時、彼女とは住む世界が違うんだと改めて思い知らされた。
JK「Aってヌナが！？｣
反応したのはやっぱりマンネのジョングクだった。
あれから撮影の後、何度か連絡を取りあっているみたいだし。
「それで、スタッフさんに差し入れするのはコーヒーとかでいいと思うんだけど何かある？」
無ければ俺が買ってくるよ、なんて言うから待ったをかけた。
YG「…あの、俺たちからはクッキーとか甘い物にしませんか？」
きっとAはコーヒーにする気がしたから。
TH「ヒョン、クッキーとかって飲み物ないとしんどくない？無難にコーヒーがいいって！」
テヒョンが言うことも分かる。
何がいいって言われたら必ず無難にコーヒーでも選ぶだろう。
JN「まぁ、いいんじゃない？せっかく珍しくユンギが案を出してくれたし。」
その一言もあって皆、頷いてくれた。
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みるく(プロフ) - Miiiiiiingiさん» 初コメありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！！是非ペンになっちゃってください笑応援ありがとうございます！！ (2020年8月4日 22時) (
レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
Miiiiiiingi - この作品、めっちゃ好きです！ヤバイ、作者さんのペンになりそう…///更新、ファイティンです！！！ (2020年8月3日 13時) (レス) id: 0f2332ca0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2020年7月20日 18時
