続！今日から家族です【BTS】 (ページ4)

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隠し事なんか出来っこないページ4

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二人で一緒に手を繋いで帰る。

JN「なんか2人きりって珍しいよね～」

『確かに。いっつも誰かしらいるもんね。』

例えばぐぅちゃんとか、テヒョンくんとか。

他にもいる時はあるけど異常に2人がいることが多い。

まぁ、楽しいからいいんだけど。

JN「A、ちょっと寄り道しよう。」

そう言って私の手を引く。

たまにはこんな日もいいのかもしれない。

『あっ！ここ見てもいい？』

ショッピングモールなんて久しぶりに来るし自分の物はほとんど見る時間が無い。

JN「うん、いいよ。」

だからこうして付き合ってくれるのが凄く嬉しい。

それに、一緒に選んでくれるし。

ジンくんが選ぶものはセンスが良くてすごく好き。

JN「A、これは？」

『それいい！！』

選んでくれたのはダボッと着れそうなカーディガン。

JN「よし、じゃあ買ってくる。」

待っててと言われるけど何となく悪い気がする。

どうせ家族だから誰が出しても一緒なんだけどね。

私、働いてないし。

JN「はい、プレゼント。」

『ありがとう。お金返すよ？』

JN「いいの。Aは赤ちゃんっていう大切なプレゼント貰ったから。」

そんな事を平気で言えちゃうんだから誰でも惚れるに決まってる。

JN「じゃあ次あっち行こう！」

お腹空いたからご飯でも食べようと私の歩くペースに合わせてくれる。

『ねぇ、ジンくん。』

JN「ん～？どうした？」

『ありがとう。』

今日休んでくれたのも知ってるし、何より一人じゃ不安だったから。

喜んでくれたし。

JN「Aが喜んでくれるなら何でもするよ。」

『何でもは言い過ぎ。今日は助かったけど平気で会社休まないでよね。』

JN「え、バレてたの！？」

『バレるに決まってるじゃん。』

えぇ～バレないと思ったのに～なんて口を尖らせて悔しそう。

ジンくんは嘘つけないんだから絶対隠し事なんかできるはずないのに。

それもそれで可愛らしいから教えてあげない。