続！今日から家族です【BTS】 (ページ27)

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お父さんとお母さんページ27

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「久しぶり、ジナ、Aちゃん。」

お母さんが笑って挨拶してくれる。

なんで急にどうしたんだろう？

JN「母さん、急にどうしたんだよ。」

JK「ばあば～！！」

「可愛い可愛いグクちゃん。」

よしよしされて嬉しそうだ。

JN「誤魔化さないで。ジョングク、離れて。」

JK「やだ。なんでおこってるの？」

JN「いいから。父さん、母さん。何言われたって家には帰らないから。」

こんな怖いジンくんは見たことがない。

「やだな～違うわよ。」

怒ったジンくんを見て2人が笑い出す。

えっと、どういうこと？

「ジナ、勘違いしてるよ。俺たちはAさんが妊娠したって聞いたからお祝いに来たんだ。」

なるほど、そういうこと。

それをジンくんは勘違いして家に帰ってこいって言われると思ったわけだ。

JN「何だよ。急に来るから...」

恥ずかしそうにするジンくん。

『お義父さま、お義母さま。わざわざありがとうございます。』

ジンくんのお家は結構なお金持ちだからちゃんと礼儀正しくしないといけない。

いつもとは違う私に笑いこらえてるユンギくん。

「そんな固くならなくてもいいのに。」

顔を上げてと優しく言ってくれる。

やっぱりジンくんに似てる。

JM「ばあば！ぼく、お腹すいた...」

はっ！？

そうだった。

まだご飯食べてないんだった。

『ごめんね！今ご飯作るから。』

キッチンに立とうとすると慌てて止められる。

「Aちゃん、危ないからダメよ！ご飯は私が作ってきたから！」

『そうですか？ありがとうございます。』

まさかこんな所までジンくんにそっくりなんて。

美味しそうなご飯を作ってきてくれたお義母さま。

私のより何百倍も美味しい。

TH「おいっし～い！！」

HS「うん、すごく美味しい。」

YG「ヌナのご飯より何百倍も美味しい。」

結構失礼な事を言ったユンギくんは放っておく。

まぁ、事実なんだけど。

「喜んでくれてよかったわ。いっぱい食べてね。」

嬉しそうにしているお義母さまを見るとそんなことも言ってられない。

JN「うん、美味い。でもAのご飯はもっと美味いから今度食べてみてよ。」

真面目な顔して言うジンくん。

恥ずかしいからやめて欲しいんだけど...

「そうなの？食べてみたいわ～」

「今度はAさんのご飯が食べたいな。」

『ぜひ、喜んで。』

こんな事をしていると結婚の挨拶の時を思い出す。

あの時、最初は反対されて怖かったな...