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睨み合い ページ8

それから手を引かれてお父様の元に戻った私。

「今までどこに居たんだ!」

『...すいません。』

「全く...」

TH「あの、お姫様は悪くありません!」

いつの如く怒られていると聞いていたテヒョン王子が話の間に入ってくる。

そんなことしたら貴方だって怒られてしまうのに。

「なんだね、君は?」

TH「ご挨拶遅れてしまって申し訳ありません。東の国のキム·テヒョンと申します。」

さっきの人とは見違えるほど丁寧な挨拶をする。

この声を聞いてお父様は私を怒るのを辞める。

「ごほん、見苦しい所を見せてすまない。」

TH「いえ...」

お父様は怒るのを辞めたが舞踏会が終わったら部屋に来なさいと言った。

「ぜひ、舞踏会を楽しんでくれたまえ。」

TH「はい、ではお言葉に甘えて。」

そう言うとぽかーんとしていた私の手を引いて大広間へと向かった。

ん?私も??

『ちょっと、テヒョン王子!』

TH「ん?なぁに?」

『助けてくれたのは感謝するけど私は舞踏会なんて出ないわよ?』

TH「え〜。一緒に踊ってくれるんじゃなかったの?」

いや、冗談じゃなくて?

『冗談でしょ?貴方なんかその辺歩いてればダンスの1つぐらい誰でも踊ってくれるわよ。』

だって顔がいいんだから。

普通に歩いてるだけで女性は寄ってくるだろう。

TH「それは困る...」

なんでよ、踊る人を探しているのならその辺の人でいいじゃん。

困っていると遠くからジョングク王子が飛んでくる。

JK「あ、A様!」

また面倒臭いのが増えた。

『ごきげんよう、ジョングク王子。』

JK「今夜は一緒に踊ってくださるのですよね?」

『そんな話をした覚えはございません。』

JK「今日の朝、愛のために貴方に逢いに来たと言ったでしょう?」

TH「悪いけどお姫様は俺と踊るから...」

JK「...どなたです?」

話を割って入ってきたテヒョン王子とジョングク王子が睨み合う。

どうすればいいの...

JM「あれ、こんな所で何してるの?」

『あぁ!!ジミン!』

助かった...

TH「ジミンってあのジミン?」

JM「あのって何?」

なんか言ったの?って私に聞く。

なんでジミンのことを知ってるのか分からない。

TH「さっきAが言ってたジミンでしょ?」

『まぁ、そうだけど...』

TH「ふ〜ん。」

JM「なんですか?」

JK「あの、僕のこと忘れてません?」

ジミンが来たことで余計に話が拗れてしまった。

もう、何がどうなってるの〜!?

お兄様みたい→←おかしい距離感



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設定タグ:BTS , ジョングク , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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みるく(プロフ) - アーミーさん» こちらこそありがとうございます!前回よりも更新多めで頑張っているので最後までお付き合いよろしくお願いします! (2020年1月23日 19時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あかりなさん» よく気が付きましたね!ロメオめっちゃ好きでそこから少しアイディアが浮かんだので妄想小説として出させて頂きました! (2020年1月23日 19時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
アーミー - また面白いお話ありがとうございます!応援してますね♪(*^_^*) (2020年1月23日 12時) (レス) id: 7b418a8ad9 (このIDを非表示/違反報告)
ミサモ - いいやme toっすよ。 (2020年1月21日 17時) (レス) id: 592a6abe49 (このIDを非表示/違反報告)
あかりな(プロフ) - 時々セリフがロメオにかぶるのは私だけ泣 (2020年1月17日 20時) (レス) id: 296a740cf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2020年1月13日 23時

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