嵐の予感 ページ4
ついに来て欲しくなかった舞踏会の日になった。
JM「おはようございます。今日は起きれたんですね。」
『寝れなかったの。ねぇ、クマできてない?』
JM「はい。いつも通り綺麗ですよ。」
『そういうの、要らない。』
いつも通り起こしに来てくれたジミンと話していると扉が開く。
JM「あ、まずい。じゃあまた後で。」
そう言うと私の部屋から一目散に出ていった。
ジミンと入れ替わりにメイド達が入ってきて私の身だしなみを整える。
また、憂鬱な1日が始まる。
ジミンと一緒に廊下を歩いているとお兄様に出くわす。
『おはようございます、お兄様。』
YG「...はよ。めんどくさいよな〜」
相変わらず主語がないけどきっと今日の舞踏会の事だろう。
私も結婚相手を探さなくてはいけないがそれはお兄様も一緒だ。
『またそんな事言ってるとお父様に怒られますよ?』
YG「いいんだよ。本当の事なんだから。」
JM「2人とも言い過ぎです。立場を弁えてください。」
ジミンにまとめて怒られる私たち兄妹。
やっぱりこの3人でいる時が一番好きだ。
3人で王座へ入ると知らない人がいる。
誰だろう?
JK「西の国から愛のために貴方に逢いに来ました。」
そう言うと私の手にそっとキスをする。
『へぇ!?』
「西の国から来たジョングク王子だ。」
西の国...
チョン家だっけ?
JK「初めまして。チョン·ジョングクです。兄上は後ほど来ます。」
絵本から飛び出してきそうな夢に描く王子そのままだった。
ニコッと笑いかけてくる。
『は、初めまして。Aです。』
JK「今夜、楽しみにしてますね。Aさん♪」
そう言って王座から出ていった。
何だったんだろう。あの人。
不思議な人だ。
YG「なんだ、あいつ。気に食わねぇ...」
なんで立場は同じ王子のはずなのにこんなに違うのだろうと思ったのは内緒だ。
これで分かった。
今夜は嵐の予感しかしない。
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みるく(プロフ) - アーミーさん» こちらこそありがとうございます!前回よりも更新多めで頑張っているので最後までお付き合いよろしくお願いします! (2020年1月23日 19時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あかりなさん» よく気が付きましたね!ロメオめっちゃ好きでそこから少しアイディアが浮かんだので妄想小説として出させて頂きました! (2020年1月23日 19時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
アーミー - また面白いお話ありがとうございます!応援してますね♪(*^_^*) (2020年1月23日 12時) (レス) id: 7b418a8ad9 (このIDを非表示/違反報告)
ミサモ - いいやme toっすよ。 (2020年1月21日 17時) (レス) id: 592a6abe49 (このIDを非表示/違反報告)
あかりな(プロフ) - 時々セリフがロメオにかぶるのは私だけ泣 (2020年1月17日 20時) (レス) id: 296a740cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2020年1月13日 23時