今日から家族です2【BTS】

話し合い ページ21

今日は皆とのこれからを決める日。

あれからオッパと話し合ってやっぱり皆にも話して納得してもらった方がいいということになった。

取り敢えず話しやすいようにと焼きあがったばかりのクッキーと温かい飲み物を用意した。

JN「皆集まったね...」

話終わると一番最初に口を開いたのはやっぱりユンギくんだった。

YG「だから、俺たちがバラバラになるのは仕方がないって？」

JN「そんなこと言ってないでしょ？」

YG「でも、そういう事だろ？」

確かにそうだ。

でもこうするしか方法がないんだ。

NJ「バラバラになったとしても兵役から帰ってきたらヒョンは迎えに来てくれるんだよね？」

JN「もちろん！また元通りに過ごしたいと思ってるよ。」

NJ「だったらいいんじゃないかな？」

そうこの場を収めようとするナムジュンくん。

HS「他に方法ないの？ヌナは？この家に皆でヌナと暮らすことは出来ないの？」

それを言われると思ったがまさかホソクくんから言われるとは...

『ごめんね、それは出来ないの...』

HS「なんで？ヌナは僕達の事嫌い？」

『そうじゃなくて....』

嫌いな訳が無いじゃないか。

私だって出来ることならそうしたい。

JK「ヌナ？さっきからなんのはなししてるの？」

私の服の袖を握ってるぐぅちゃん。

さっきから妙に静かだと思ったら何の話か分かっていないんだ。

JM「ヒョン、ヌナ、へいえきってなぁに？」

TH「なんでけんかしてるの？」

『喧嘩じゃなくてね...』

なんて言ったらいいんだろう。

YG「ヒョンとヌナは俺たちをバラバラにしようとしてんだよ。」

『そんな言い方...』

本当だろ？って言われて言い返せない自分が悔しい。

JN「ユンギが納得しなくてもこれは決まったことだから。」

YG「本当にそれでいいと思ってんの？」

JK「ぐぅ、みんないっしょがいい！」

JM「みんな、かぞくでしょ？」

TH「バラバラなんてやだ〜！」

困ったな。

ナムジュンくんだけは多分納得してくれたと思うけど後は全くだ。

JN「そんなこと言ったって俺は行かなくちゃいけないし、Aは皆の面倒を見れない。こうするしかない。それとも他に方法がある？」

YG「それは...でも！」

JN「俺だって考えたよ。考えて辿り着いたのがこれ。たったの2年だけだよ。我慢して。」

そう、たった2年だ。

自分が思っているより時間が進むのは早い。

YG「たった？2年で物事は変わるだろ？」

2年がたったなんて言わないでくれってユンギくんの声だけが響く。

用意したクッキーと飲み物は完全に冷め切っていた。

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