音痴 ページ1
YG「ヌナ、面倒臭い...」
んな！
なんて失礼な！
分かんないもんは分かんないもん。
JM「いつもだれかのたんじょうびにはおうたをプレゼントするの！」
へぇ〜。
ん？
私の誕生日の時なかったよ？
JK「ずっとがんばってれんしゅうするんだぁ〜！」
『そうなんだぁ〜』
NJ「ヌナの誕生日は誰も知らなくて練習する時間が足りなかったんだ。ごめんね？」
あぁ、なるほど。
流石、ナムジュンくん。
私が少し、いや、かなりショックを受けていたことに気がついたみたいだ。
『全然！気にしてないよ。ねぇ、ヌナも練習したい！』
YG「嘘つけ...」
ん？何だって？
『ユンギくん、聞こえてるよ？』
TH「じゃあはやくやろ！！ジンヒョンかえってきちゃう！」
それからユンギくんのピアノに合わせてみんなが歌を歌う。
テヒョンくんなんか気持ちが高ぶってるのかダンスまで踊っている。
ふふ、可愛い。
HS「テヒョナ、ダンス上手くなったね！」
TH「えへへ〜！てて、がんばってるからね！」
偉い偉いなんて頭を撫でるホソクくん。
お兄ちゃんだなぁ〜。
『ナムジュンくん、どこか調子悪い？』
NJ「ううん、なんで？」
さっき歌の練習をしている時1人だけ後ろに下がって小さな声で歌っていた。
だから具合でも悪いのかと思ったんだけど...
『なんでもないならいいんだけどね！』
NJ「....実はね、俺、音痴なんだ。」
だから迷惑にならないようにあんまり歌わないのって悲しそうに言う。
『そんなの、迷惑じゃないよ。上手い下手とか関係ない。気持ちをどれだけ込めてお祝いするかじゃないの？』
まぁ、私が言えた立場じゃないんだけどね。
でも今まで我慢して歌えていなかったのだったら、1人で我慢していたのだったら、それは違うんだよって教えてあげたい。
だって彼らはまだまだ子供だから。
誰かが教えてあげなくちゃいけないのなら私が教えてあげる。
もう我慢しなくていい。
無理もしなくていい。
辛い思いをするのは私だけで十分だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1012人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく(プロフ) - 塩か砂糖かわからない調味料さん» 凄く嬉しい言葉ばかりで嬉しいです！何処かにいそうな家族を描きたかったのでちょっとだけリアリティーを求めました笑笑最後まで読んでくださってありがとうございました！ (2020年1月18日 12時) (
レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
塩か砂糖かわからない調味料 - なんでしょう…めっちゃ感動しました！でも時には笑って…というすごい作品でした！この作品に出会えてほんっとに良かったなって思いました！！！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: c16eadeaa9 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - アーミーさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました！感動した、面白かったなんて言われて嬉しいです！！また全然違うお話を書きたいなと思ってます。応援よろしくお願いします！ (2020年1月12日 23時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
アーミー - 書き終わりおめでとうございます！ほんと感動したし、面白かったし！！一番好きなお話でした。他の話も書いて欲しいな〜とりあえず今から読み返します笑 (2020年1月12日 23時) (レス) id: 7b418a8ad9 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ミステリアスなもちさん» ありがとうございます！題名で必ず終わらせたかったので最終話は今日から家族ですにしましたが好評だったらちよっとした続編でも書こうかなとは思っています。大好きと言って貰えて嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします！ (2020年1月12日 15時) (レス) id: 692ff62fcf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2019年12月2日 21時
