病気の妹と妹思いの兄【風丸一郎太】死ネタ ページ1
風丸「大丈夫か？」
「うん！大丈夫！」
俺の妹は昔から心臓の病気を持っていた。
風丸「今日は倒れなかったか？」
「うん！これのおかげだね」
妹は、ポケットからお守りを出す。
俺が体が良くなるようにと作ったお守りを体に良くなると思い、ずっと型見放さず持っている。
風丸「それは良かったな」
「うん！お兄ちゃん大好き！」
妹は、俺に抱きつく
風丸「わぁ！」
看護師「風丸さん、時間です。」
風丸「じゃ…じゃあな！」
びっくりした。
「じゃあね」
悲しげな顔で妹は俺を見る
_________________________
一週間後
風丸「また来たぞ」
「うん…お兄ちゃん」
風丸「どうしたんだ？」
「なんでもないよ」ニッコリ
無理に笑ってるように見えた。
でも、
風丸「そうか」
その時の俺はこの言葉しか言えなかった。
_________________________
一ヶ月後
風丸「はぁ…はぁ…！」
ずっとずっと走っている。
看護師「走らないで下さい」
看護師に言われるがそんな事もう、どうでもいい
バン！
風丸「大丈夫か？！」
「お…に…ちゃん…」
風丸「なんで言わなかった？！」
「し…んぱい…掛けたく…なかっ……」
ピーーーーーーーー
風丸「しっかりしろ！おい！」
医者「早く応急処置を！」
看護師「風丸さん！外に出てください！」
風丸「嫌だ！なんでなんだ！」
「……」
ただただピーーーーと言う音が鳴り響いていた。
_______________________
風丸「元気か？」
「…」
風丸「声が出ないのか？」
「…」
風丸「なぁ」泣き
「…」
風丸「う"ぅ"…ごめんな…」
彼は、石の前で花を添え泣いていた。
『泣かないで』
風と共に誰かの声が聞こえた。
_________________________
いきなり死ネタ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hm☆ | 作成日時：2019年5月18日 18時
