銀魂 〜桜唄〜

〈十九本桜〉 ページ21

(あなたside)


次の日。

私は、『授業』というのを受けた。

授業は、銀時の言う通り、勉強をすることだった。

授業はとても楽しかった。

隣にいた銀時は、やっぱり寝てたけど。

授業をやる部屋には、たくさんの人がいた。

みんな、私と同じくらいの人たち。

授業が終わって・・・

銀時「A、遊ぼうぜっ！！」

銀時は、寝てたから元気なのかそう私に言ってきた。

あなた「うんっ！！」

私は立ち上がる。

？「Aちゃん。」

・・・え？

知らない声に、名前を呼ばれる。

そこには、たくさんの人の中の女の子達。

女の子「Aちゃん、だよね？」

私は頷いた。

女の子２「かわいー！！！」

あなた「！」

か、可愛い？

私が？

女の子３「私ち、Aちゃんと話してみたかったんだ！！」

女の子４「あのさ、あのさ、友達になろーよっ！！」

あなた「！！」

友・・・達？

女の子たちを見ると、みんなニコニコして私を見ていた。

・・・い、いいのかな・・・。

私は、銀時を見た。

銀時は、笑って頷いた。

あなた「いい・・・の？」

女の子たち「うんっ！！」

あなた「！！ ・・・^^」

私は、自然と笑うことができた。

女の子「Aちゃんが笑った！！」

女の子４「ずっと笑ってればいいよっ^^」

ずっと・・・。

あなた「うんっ^^」

友達・・・かぁ^^

そんなことを思っていると、銀時が口を開いた。

銀時「A、友達いなくてよ、今まで。だから、仲良くしてやってくれ。」

銀時は、私の頭を軽く叩きながら言った。

女の子３「なに？銀時、Aちゃんのお父さん？ww」

女の子２「言われなくても仲良くするけどねっ^^」

・・・あぁ。

また、銀時のお陰だ。

女の子たちは、帰っていった。

銀時「・・・A。」

あなた「？」

銀時「よかったな！(ﾆｯ」

あなた「！！！(ﾄﾞｷｯ」

銀時の笑顔は、やっぱりなにかがあたたかい。

あなた「う、うん///

あ、ありがと、銀時^^」

銀時「い、いや・・・別に俺は・・・////」

あれ？銀時、顔赤い？

銀時は、顔をそらせてしまった。

・・・どうしたんだろ？

銀時「んじゃあ、遊ぼうぜっ！！」

あなた「うんっ！！」

私は走り出す銀時についていった。

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