ウジが好きな彼女さん。

21。 ページ22

あーいい湯。

全身の疲れがほぐれるのが感じられる


今日はたいして疲れるようなこともしてないけどさ。




ちゃんと今日は下着も持ってきたし((
ゆっくりつかろーっと。








「A……
A、………。」



あ、ジフナの声がする
幻聴まで聞こえてくるとかどんだけジフナのこと好きだよわたし


WZ「おい、」

『んぁ？』

WZ「んぁ？じゃねえよばか。」

あれ、今度は幻覚まで…
そこそろジフナ病にかかってきたかな
重症じゃんやば

WZ「起きろバカ」ﾊﾞｼｬｯ


『つんめたぁっっっ』


瞬間、目が覚めた私は
自分がお風呂で寝てしまったことを確認した。









WZ「んっとにお前さ〜？
帰ってきて部屋行ってもいねーし
スンヒさんに聞いてもお風呂はいったきりみてないとか言うし


まさかと思って来てみたらアホずらして寝てるしさ。」


『ごめんなさい…。』



お風呂からあがるなりジフナの説教タイムです。

正座のままかれこれ30分は怒られてます。


そろそろ足痺れて震えすぎて触れると角質落とせそうなくらいになってきてる。


WZ「まあ、居てよかった。
スンヒさんに見てないとか言われた時は死んだかと思ったわ
お前のことだから『セブチの宿舎で死ねるなら本望！』とか言って死にかねない」


……否定できねえ。
いやだって聖地で死ねるならこの21年間幸せだったなって後悔なく成仏できるでしょ

はっだめだ。
私の不穏な邪気をせぶちの宿舎に染み込ませるわけにはいかん。

全否定させてもらおう。


WZ「俺シャワー浴びてくる。
風邪ひくから先に寝てろよ」


『…。』


WZ「なんだよその顔」


『今日いっしょに寝たい』


WZ「…１分で帰ってくるから髪乾かして待ってろ」


『ん、ありがと』



じふなは光の速さで部屋をでていった。

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