Want to live. Ⅴ (ページ43)

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慧side

救急車で病院に到着して20分後に来た雄也と涼介。

　

涼介はタクシーの中でずっと泣いていたのか目は真っ赤。

足元もおぼつかなくて雄也に支えてもらっている。

涼介「ゆうとっ………」

フラフラとした足取りで眠る裕翔の所へ歩いてきた。

涼介「俺のせいだっ、俺が……」

雄也「父さん、裕翔はもう大丈夫なの？」

慧「重度の熱中症だって。……裕翔、窓も開けずに部屋締め切って籠ってたから。まだ体温は少し高いけど、点滴してもらってどうにか。」

涼介「喧嘩なんてしなきゃよかった…….どうしようこのままおきなかったら、やだ、」

裕翔「………か……って…に、ころ…すな、」

涼介「……っへ、裕翔！！！」

裕翔は奇跡的に脳への障害が残らなかったらしく目覚めも早かった。

裕翔「ごめんね、りょう……すけ、」

涼介「ばかっ……っ！ばかぁっ！！……こわかったんだからっ、……」

涼介は一気に緊張が解けたのか大号泣。

涼介「もう絶対喧嘩なんてしないっ、」

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でも裕翔が退院して数日で

涼介「ちょっと裕翔！俺のイチゴ勝手に食べたでしょっ！！！」

裕翔「いーじゃん！少しくらい！」

また言い合いになってる2人を見て、やれやれと思う年上の2人でしたとさ。

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「プライド」end

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質問箱からのリクエストです！
ありがとうございました！

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私的には年下との喧嘩に負けて泣いちゃう涼介君の方が萌えポイント。

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