Want to live. Ⅴ (ページ4)

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大貴side

涼介「もぅ……でなぃ………」

結局、胃液までも吐き出してしまった涼介。

大貴「ん。よかった。お口ゆすごうね」

口を濯がせ、水を少し飲ませると涼介は力尽きたようにベッドに横になった。

涼介「……大ちゃん。ありがとね。」

大貴「こんなのどうってことないよ。」

涼介「……大ちゃんのね。ハンカチ。……おちついたよ。おひさまのにおいがした。」

大貴「……おひさまのにおい？どんなにおいだよ笑」

涼介「んー……だいちゃんのにおいだよっ……」

質問と答えが噛み合っていないところですら可愛い。

くりくりおめめががこぼれ落ちそうなほどとろんとしてる。

きっと眠いんだな。

涼介「だぁ……ちゃ………」

大貴「おやすみ。涼介。」

涼介は俺のハンカチを大切そうにぎゅっと握りながら夢の中へと落ちていった。

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「おひさまのにおい。」/end

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いちごさんからのリクエストでした！
ありがとうございました！

最近ありやま多すぎだろ？ってお思いのそこのあなた！正解です。

作者、ありやまぶーむです笑

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