Want to live. Ⅴ (ページ12)

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涼介side

涼介「……こりゃあ、骨いってるかもだぞ、」

家に着いて、患部を見れば思ったより真っ赤に腫れてた侑李の足。

そしてリストバンドをしていたから気がつかなかったけど、手首まで怪我をしていたようでそっちの方も結構酷い。

確かにあれだけの体格差ついている人とぶつかった衝撃なら無理もない。

氷を袋に入れて当てるが侑李は、よほど痛むのか顔をしかめている。

侑李「……っいて………っ」

涼介「その時痛えって言わないからだぞ。バカ侑李。」

侑李「……迷惑かけたく……、なかった…」

涼介「侑李の気持ちもわかるけど、チームメイトはみんなお前のこと責めたりなんかしない。あいつらがいいやつだってのは侑李も分かるだろ？」

涼介「だからみんなに頼っていーの。だからチームでバスケやってるんでしょーが。」

侑李「……ごめんっ…」

涼介「…でも、その足でよく最後まで頑張ったな。お疲れ様。侑李。ナイスファイト。」

拳を差し出せばら遠慮気味にこつん、とぶつけられる。

仲間の大切さを知った侑李はもっともっと強くなるなぁなんて思いながら、赤く腫れた足にテーピングを施した。

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「1人じゃないよ」/end

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akayuri1130220さんからのリクエストでした！
ありがとうございました！

バスケはあんまり詳しくないので、用語など違っても目を瞑っていてください、( ; ; )

そして、皆様に感謝を伝えさせてください！
こちらのシリーズ、お気に入り登録が400人を突破しました！！
本当に嬉しいです！ありがとうございます！

新作の方も2日足らずで200人を突破して嬉しい限りです。

質問箱に頂く感想に元気をもらって、毎日更新ができています。

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！

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