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侑李side
分かってる。最近の自分がおかしいこと。
慧ちゃんがいなくなっちゃってから上手く感情をコントロールできなくなった。
まだどこかに慧ちゃんがいるのかもしれない。
裕翔も僕を置いていっちゃう？
そんな思いが交錯して自分を分からなくさせる。
裕翔と会わなくなって何日かな。
いつもずっと隣で過ごしてきたから、僕の隣はぽっかりあいて、寒くて。
裕翔がいるってあったかいことなんだって感じた。
もう朝は起こしてくれない？
お散歩、そろそろ行きたいな。
僕のこと嫌いになっちゃったの？
慧ちゃんがいないのは辛いけど、裕翔がいないのはもっと辛い生活だった。
終わりのない自問自答はもうやめよう。
そう思っていた時、病室のドアが勢いよく開いて、大好きな人が立ってたんだ。
裕翔「ゆうりっ……なんで泣いてるの……」
侑李「えっ……僕……泣いて……」
気づかぬうちに僕の頬を涙が伝っていた。
裕翔「泣かないで侑李……もう泣いてる侑李を見るのは辛いんだよ。」
侑李「慧ちゃんが居なくなって、裕翔もいなくなっちゃうのかなって思ったら怖くなっちゃって、自分をコントロールできなくて、それで、……」
裕翔「もういい。もういいよ侑李。」
ぼろぼろ涙を流す僕を引き寄せてギュってしてくれた。
久しぶりだ。
侑李「僕、頑張って前を向くから、裕翔も隣いて？」
裕翔「俺も避けちゃってごめん。ずっと会いたかったんだ………」
『ごめんね。』
2人のごめんが重なった。
もう怖くない。だって裕翔がいるもん。
慧ちゃんの分まで生きよう。
やっと前を向けた日だった。
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凪(プロフ) - まちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます！はじまりのメロディ読ませて頂いているのでコメント頂けて光栄です、、！ (2020年1月25日 18時) (
レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - ヒカリを読んで、0or50も読んで、最後に目頭が熱くなりました。明日読んだら…泣いちゃうかな。笑い これからも頑張ってください! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 0d57913dc4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ありやまの時のヒカリから見ていましたがすごい感動しました！友達の大切さもわかります！この小説も前作もとても素敵なお話でした！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: a73d88ca23 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - なつめろさん» そのような感想を持っていただけて本当に嬉しいです、！ありがとうございます。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 僕としーちゃんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次も頑張ります、、！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2019年7月16日 12時
