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侑李side
目が覚めたら、裕翔が手を繋いでてくれて。
いつもと同じ光景なはずなのに、なんだか怖くなった。
迷惑だって、裕翔が思うはずないのわかってるのに。
抱きしめようとしてくれた裕翔の腕を振り払って走り出しちゃった。
裕翔「まって！侑李！走っちゃダメ！」
侑李「はぁっ………はぁ」
こんなに走ったの人生で初めてで、どんどん心臓の音が響いてきた。
バクバクと波打つ感覚が気持ちが悪くて、いつもひかに走っちゃいけないよって言われ続けた意味が分かった。
やっぱり僕と裕翔じゃ僕の方が小さいから歩幅が小さくてすぐに追いつかれてしまった。
侑李「こないでよっ……！！」
裕翔「はぁっ……まって……もっかい話そ！」
上りの階段に差し掛かり、僕のパジャマの裾を捉えた裕翔。
侑李「なんでもできる裕翔に、僕の気持ちなんて分かりっこないよ！！裕翔はいつだって褒められてばかりじゃないか！」
俺はとっさに裕翔を振り払ってしまった。
裕翔「……うわぁっ！」
裕翔の叫び声と共に後ろからものすごい勢い音。
恐る恐る目線を階段の下に向ければ、階段の踊り場に裕翔くんが力なく横たわっていた。
侑李「……裕翔？」
階段を駆け下りて、ぐったりしている裕翔の体を揺すぶっても、いつもの笑顔は見られない。
侑李「……ねぇ裕翔！裕翔おきて……裕翔」
しばらく揺すぶって、少し手が動いたかと思えば
裕翔「……うぇっ……おぇ……げほっ」
たくさん吐いちゃった裕翔。
もう僕の頭は真っ白で、罪悪感と焦りで泣きわめく事しかできなかった。
�猥厖�おいで！��
�牴兇釆厖�はずっと一緒だよ��
�爐曚薺磴�なよ侑李。侑李のペースでいいんだから。わらって？��
裕翔くんが僕に掛けてくれていた言葉の数々が蘇ってくる。
僕の事を理解してくれる人はこんなに近くにいたのに。
離れ離れなんて嫌だよ裕翔。
裕翔の手を握りながら、俺もすーっと意識を手放した。
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凪(プロフ) - まちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます！はじまりのメロディ読ませて頂いているのでコメント頂けて光栄です、、！ (2020年1月25日 18時) (
レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - ヒカリを読んで、0or50も読んで、最後に目頭が熱くなりました。明日読んだら…泣いちゃうかな。笑い これからも頑張ってください! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 0d57913dc4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ありやまの時のヒカリから見ていましたがすごい感動しました！友達の大切さもわかります！この小説も前作もとても素敵なお話でした！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: a73d88ca23 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - なつめろさん» そのような感想を持っていただけて本当に嬉しいです、！ありがとうございます。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 僕としーちゃんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次も頑張ります、、！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2019年7月16日 12時
