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慧side
慧「よし、始めるからね。すこーし頑張るよ。」
涼介の喉に空いた穴に細いチューブをゆっくりと入れる。入れすぎも入れなさすぎも良くない。しっかりと痰が取れるように指先でチューブを捻りながら隅々まで吸引していく。
慧「んー、ごめん。苦しいよね。あと少し。」
痰を吸い上げるたびに、はくはく、と動く口元と眉間に寄った皺が涼介の不快感を表している。
慧「終わり。良く頑張った。」
チューブを抜いて、人工鼻を装着。ほこりなどがカニューレに入らないようにする為に不可欠な物だ。
涼介「やった！おさんぽ！」
慧「はいはい、準備しよっか。」
吸引が終わってしまえば、涼介だって普通の4歳と何ら変わりないのだ。楽しいことが大好きで、お散歩だって毎日行きたがる。
ぴょんぴょん飛び跳ねて、お気に入りのリュックサックを自分の部屋から持ってきた。
なんだかんだ言ってた俺も、息子にお出かけに誘われる事は嬉しくて足取りが軽くなるのを感じた。
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のぞみん - リクエストいいですか？7が患者でBESTが医者役、知念君が抗がん剤で苦しむみたいなのがいいです。無理言ってすみません。これからも応援してます。 (2022年8月1日 3時) (
レス) id: e9f6dca195 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - nanaさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい🙇♀️ご愛読ありがとうございます☺️とても嬉しいです…！これからも是非よろしくお願い致します。 (2022年2月9日 20時) (レス) @page21 id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
nana - あむさんの小説、全て読みました。表現が大好きで何回も読んでいます。これからも応援しています (2021年12月14日 17時) (レス) @page18 id: 01909af102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2021年9月24日 16時
