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涼介side
今日は医学部の頃からの同期の知念と夜ご飯を食べに行く約束をしていた。
奢りになるのは見え見えだけど、たまには俺が誘ってやらないとあいつろくなもの食べないからさ。
大学の時から世話を焼いているけど、よく言えば集中力がピカイチ。悪く言えば、気の抜き方を知らない。
そんな性格の知念は、その個性のせいで昔から人から距離を取られてしまう事が多くて、本人も気がついてない。
涼介「ん〜、18:30。」
約束時間からすでに15分が経過。
さあて、今日は何に没頭しているのかな。論文の読み込みかなそれとも新しく受け持つ事になってた患者さんの手続きかな。
俺と知念は病棟が別々。普段は足を踏み入れる事がないB棟へと進みあいつの姿を探す。
〈…あの、知念ってやつ？担当外されたっぽいよ。〉
〈あぁ、なんつーか浮いてるよな。腕は確からしいけど。〉
〈さっきもpルームで先輩相手に生意気言ってたらしいよ。食堂で愚痴ってる人いた。〉
耳に入ってくる、知念の同期であろう人の会話。
知念のこと、表面しか見てないくせにべらべら文句いいやがって。
俺はオペ練の部屋へと迷わず進む。
涼介「……知念。」
ドアを開けると、日が傾きかけた部屋で1人黙々と手を動かす小さな背中。
俺が声をかけても全く反応しない。周りの状況が全く見えなくなる知念の集中力。何度見ても、凄い。
涼介「…知念！！」
このままだと埒が開かないので、知念の肩を揺すると目線が俺とかち合う。
その瞬間に、ふるふると黒目が大きく揺れた。眼振だと思った時にはもう知念の体は傾いていた。
涼介「……っ！！セーフ、」
まーた、こいつ飲まず食わずで没頭してたのか。夢中になると抜け出せないからこうなってしまうことは今までにも結構あったけど今日程の眼振は初めて見たな。
それほど溜め込んでいたのだろう。
小柄な俺でも抱き抱えられる程の小さな体をそのまま仮眠室まで運んだ。
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のん - 凪さん» お返事お待ちしております・・・(汗) (2021年5月23日 18時) (
レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 凪さん» リクエストさせて頂いたお話が、いつ頃公開されるのか､教えて頂けると嬉しいです。 (2021年4月19日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 凪さん» そして、出来たら･･･少年が受けてきてた行為の様を障りだけでも構いませんので、描いて頂けると嬉しいです･･･！ (2021年4月14日 21時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - こちらの方で描いて頂く事は、可能でしょうか･･･？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - のんさん» 返信遅くなりまして、申し訳ありません…！恋仲無しの方向で書かせて頂きます！！ (2021年4月14日 19時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2021年2月21日 20時
