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慧side
涼介「あっ、やばい………」
大貴「わっ、涼介そのまま下向いてて。」
雄也「また鼻血？」
涼介はお風呂で鼻血を出した一件以来、鼻血を出すのが増えていった。
涼介「……っ、とまんな………いっ、」
大貴「涼介大丈夫。落ち着いて？またすぐ止まるからね。」
雄也「洋服汚れちゃったか。着替えとってくる。」
涼介も初めは気にしてない様子だったけど、回数を重ねるたびに不安になったのか、お兄ちゃんたちに前よりも甘えるようになった。
こんなことが続いているからか涼介もすぐ疲れて寝てしまい、家族4人でゆっくり会話をするということも減って。
大貴「……父さん。涼介の鼻血。なんともないよね？」
雄也「どんどん止まりづらくなってる気もするし、貧血にならないか心配だよ。」
夜な夜な涼介が寝静まってから不安を俺に打ち明ける2人。
慧「……そうだよね。心配だよね。来週も続くようなら病院連れてくよ。」
「だから涼介のことあと少し注意してみててあげて？」
大貴「うん。わかった。」
雄也「もちろん。」
そう約束を交わした次の日。
大貴「……涼介っ！！」
夕食が出来上がる少し前に涼介はまた鼻血を出して床に倒れ込んだ。
雄也「涼介っ、涼介！！父さん救急車！！」
フローリングに広がる血をみた雄也は目の色を変えた。
大貴「涼介、大丈夫だからな。すぐ病院つれてってやるから、もうちょっと頑張れ……！」
とりあえず俺だけ救急車に誘導され、不安そうに涙を浮かべる大貴の肩を抱き寄せる雄也を横目に救急車は出発した。
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りー。 - コメント失礼します！主様の作品とても大好きです！まだ読んでる途中ですが、もしよろしければHOPEの続きを出していただきたいです。検討よろしくお願いします。 (2021年2月10日 23時) (
レス) id: 669c167ab0 (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 凪さん» 読んでいただいていると聞いて一人でにやけてしまいました笑 これからも素敵なお話、待ってます。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 青空と虹さん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私も主様の作品読ませて頂いたことあります！特に「不器用兄弟」がすごく好きです。 スローペースにはなりますがこれからも読んでいただけると嬉しいです (2020年7月4日 13時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - こんにちは、いつもお話読ませていただいています。あたたかいお話が沢山で、いつも読み終わると満足感というか、胸がいっぱいになります。これからも、あむさんのペースで更新して頂ければ嬉しいです。いつもありがとうございます。応援しています。 (2020年7月4日 3時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2020年6月17日 19時
