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黄 side
その日の夜。泣き疲れたこともあったんだと思う。北斗がてんかんの発作を起こした。発作は2日ぶりだったが、今日のはとても長く続いた。
軽い発作と大きな発作が断続的に続いて、少し落ち着いと思ってもまた体が突っ張り出す。
黒「…ｯﾝ…ﾝ…」
黄「辛いね、北斗。がんばろうね。」
発作や嘔吐が落ち着いて、口をもごもごさせるくらいになってから漸く俺も北斗から離れて散らかったフローリングを片付けることが出来るようになった。
粗方終えて時計を見ると21時。大我が帰ってきてない事実に驚いて、家を飛び出そうとすると玄関の前にしゃがみ込む人影。…大我だった。
桃「…鍵忘れたから、開けといてって連絡したのに。」
立ち上がった大我が、ペラペラな鞄を手に俺の横をすり抜けて家に入っていく。メッセージアプリには確かに大我からの連絡があって。でも、気がつけなかった。
黄「…ごめん、大我。北斗がっ、」
桃「……知ってる。いちいち言わなくていい。またそうだろうなって思ったから。」
大我の声色はいつも以上に冷たい。…当然だ。
暑い中、こんな夜遅くまで。お腹も空いていただろうに。
黄「ごめん大我。ごめんなさい。夕飯いま、」
桃「要らない。ずっと北斗だけみていたら良いじゃん。」
黄「まって、大我！！」
また強く閉められるドアの音に北斗の体がぴくりと反応する。朝のことを思い出したのか、またしくしくと泣き出してしまった。
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は - 何で他5人全員書いてんのにジェシーだけ書かないの？ジェシーイジメ嫌がらせ怖 (1月18日 0時) (
レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
. - コメント失礼致します。ジェシーの病系のお話も、書いて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (7月27日 4時) (レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばにら | 作成日時：2022年11月16日 7時
