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青 side
案の定北斗は教室に居られなかったらしく、俺が6限の授業を終えるまでずっと保健室で眠っていたみたい。
でも保健室には北斗のことを落ち着けるのが上手な京本先生がいるし、嫌な悪口をいう人は居ない。だから安心して北斗を預ける事ができる。
桃「ごめんね、かなりしんどそうだったから強い方飲ませちゃった。まだ眠ってる。」
青「ありがとうございます。タクシー使って帰れるんで。」
桃「通院の方はどう？」
青「分離不安も改善しそうにないし、体重も落ちてるから週2になりそうです。」
以前までは週1だった通院も来週から週2に増える。調子が悪い時は朝から眠る事も多いから、飯を食えるはずも無くて北斗の体重は右肩下がり。通院の時にカロリーを入れてもらっているけど、それだけじゃ足りないみたいだ。
桃「樹くんも無理しないでね。共倒れが1番怖いから。いつでも相談して？」
青「そうさせてもらいます。学校にいるうちは北斗のこと任せる時間多いと思うんですけど、よろしくお願いします。」
俺たちは身の回りの人に恵まれている方だと思う。心無い事を言われる時もあるけれど、そんな俺たちを支えてくれる人の存在が大きいから何とか生きていられる。
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黒 side
目を覚ますと何故だかおうちにいて幻覚を見ているのかと思ったけど、手を伸ばすと樹に触れる事ができて一安心。
青「おはよ。良かったな、ぐっすり眠れたみたいで。」
眠っているうちに僕のことをおうちに連れて帰ってきてくれた樹。こんな僕のことを責めないでよしよしと頭を撫でてくれた。やっぱりおうちが1番好き。樹がいて、2人きり。おうちがあって、樹がいれば僕は何もいらない。
青「どうする？夕飯。この時間だし、頼むのもアリだよ。」
黒「…つくってもいい？」
青「作ってくれんの？じゃあ楽しみに待っとく。」
もう時刻は21:00を過ぎていて樹はきっとお腹ぺこぺこだろう。夜ご飯を作るのは僕の仕事。樹にしてあげられる唯一のこと。きっと頼んだ方が早いし、美味しいけど樹は僕のこのルーティーンを崩さないようにしてくれてるんだと思う。
料理を作ってる時は不思議と胸がドキドキしたり、ざわざわしない。作るだけで食べられない日もあるけど、夜ご飯作りは毎日頑張りたいと思っている。
青「うま！やっぱり北斗の飯が1番！」
お世辞だとしても樹に褒められるのは嬉しい。僕が食べきれなかった分まで綺麗に完食してくれてとても嬉しかった。
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は - 何で他5人全員書いてんのにジェシーだけ書かないの？ジェシーイジメ嫌がらせ怖 (1月18日 0時) (
レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
. - コメント失礼致します。ジェシーの病系のお話も、書いて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (7月27日 4時) (レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばにら | 作成日時：2022年11月16日 7時
