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青 side
黄「ん゛ー、じゅりと、じゅりとぉ……」
青「そうだね?でも今日は誕生日パーティーに2人が来てくれるよ。皆でお祝いだよ。」
がしがしっと頭を掻いてしゃがむにぃちゃん。こう言う時は見守るしかない。頭の中が整理できれば落ち着くはずだから。
膝を抱えてしまったにぃちゃんを見て、今日の為に準備してくれたであろうジェシーと慎太郎の方を見る。
今こそ、ジェシーと慎太郎は2人で楽しそうにきゃははと回っているけど慎太郎も気が散りやすいからここでずっと足踏みしている訳にもいかない。
また別日にするしか無いのかな…なんて、諦めかけたその時だった。
黄「たんじょ、び、ぱーてぃ。じぇしとしんたろもくる、よ、」
青「そう!そうだよ!」
黄「かえる、」
涙を拭いながら、すくっと立ち上がったにぃちゃん。良かった、切り替えられた。
今度はもう俺の手を無理矢理引いたりはしなかった。重なった手がにぎにぎされてゆっくりペースに切り替わる。
青「ジェシー、慎太郎。お待たせ!通常運転再開だ。」
赤「おっけ〜〜!」
緑「……おっけぇ」
ジェシーの元気な声と慎太郎のおうむ返しが返ってきて足取りも軽くなる。
ろくじ、はん、
たんじょ、びぱーてぃ
実行まで、後すこし。
fin
🦔HBD❕💛
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作者名:ばにら | 作成日時:2022年2月13日 16時