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𝐌𝐄 ページ29

Aside








にぃの言葉に泣きそうになって部屋を出た。










剛典と付き合ったのはあたしが16歳の高校生の時。










剛典は23歳。










ダンスをするためににぃと2人暮らしをしてたあたしはよく3代目のみんなにお世話になってた。









にぃが仕事でどうしても家に帰って来れない日は、3代目の誰かが家に来るか、私はHIROさんちにお泊まり。











そんな生活を続けて半年が過ぎた頃私と剛典は関係を持った。











2012年 3月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−






玄関を開けるとにぃのでは無い靴。




そういえば、今日は帰って来れないって言ってたな。






なんて思いながらリビングのドアを開けると







テーブルに向き合っている剛ちゃんの姿。








A『ただいまー!』









剛典『お、おかえり。』






A『今日は剛ちゃんなんだ笑』






剛典『まぁな、』








A『A、4月から高校生だよー。もう1人で過ごせるのにな。』







剛典『臣さんは心配なんだよ。』







A『ふーん』




3代目の誰がいても、何も気を使わず家族のように過ごしてた。





お風呂に入って、部屋着に着替えてリビングでストレッチをしてたら突然剛ちゃんが抱きついてきた。






A『たかちゃん?』






剛典『Aはさ、彼氏いるの?』







って小さな声で聞いてきた。








A『好きな人ならいるよ。』













剛典『そっか。Aこっち向いて』







A『ん?』






身体を向けると剛ちゃんから深いキス。






A『んん、、っ、、』








初めての体験で息の仕方がわからず、剛ちゃんを叩いた。






剛典『ごめん、』







A『ごめんって。なんでこんなこと。』







剛典『ごめん、俺今日帰るわ。健二郎くんに来てもらうから待ってて。』





って逃げようとする剛ちゃんに今度は私からキスをした。







A『私好きだよ?剛ちゃんのこと。告白して気まづくなるならって思ってた。』








剛典『A。俺も好きだよ。』






って2人とも合意の上でのキス。






そこからは止まらなかった。






2人であたしの部屋に行って、







キスをしながらベッドに落ち合った。

𝐌𝐄 ✩→←𝐊𝐀𝐙𝐔𝐌𝐀



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作者名:m__xx | 作成日時:2023年7月7日 16時

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