Princess of LDH (ページ26)

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𝐓𝐀𝐊𝐀𝐇𝐈𝐑𝐎 ページ26

敬浩side

今日の夜は時間が空いて、久しぶりに弟たちと呑むか！と思って臣に連絡を入れたら、Aは予定があるとの事だった。

まぁ、あいつは事前連絡じゃないとだいたい埋まってるから仕方ないけど。

事務所で合流して、居酒屋に向かう。

酒を呑みながら話すのはやっぱりここには居ない妹のこと。

Aの元彼の話になった途端壱馬の飲むピッチが上がった。

広臣『あいつの元彼TRIBEメンバーなんで、、』

そういう臣の一言に衝撃が走った。

誰もそんな雰囲気出してなかったし、ほんとに新事実だった。

敬浩『え、まってまって、だれ？』

逆に誰だと思います？なんていう臣

Aと同じくらいの年齢で考えられるのなんて、大樹、玲於、隼くらいしか思いつかなくって。

そしたら更に衝撃が。

広臣『うちの子犬だよ。』

3代目の子犬なんて1人しかいない。

敬浩『は？まって、岩田の剛典？』

岩ちゃんって分かった瞬間、壱馬の飲むペースが更に上がった。

まぁ、壱馬の気持ちもわかる。

岩ちゃんはなんでも出来るし、勝ち目がないって感じてしまっても。

一旦A話はやめて、色んなことを話しながら飲んだけど、壱馬は珍しくべろべろ。

敬浩『あーぁ。壱馬酔っ払ったな💦』

広臣『そうっすね、そろそろ時間も時間だし、家で飲み直しましょうか』

なんて、臣はまだ飲む気満々らしい笑

酔っ払った壱馬を連れて、壱馬家にかえって、飲み直してると

ﾋﾟｰﾝﾎﾟﾝ

お嬢の帰宅。

ピンポン鳴らすあたり、お嬢も酔っ払いだ。

敬浩『いよ、俺出るよ』

玄関を開ければ、Aをおんぶする未来。

敬浩『おぉ、未来お疲れ様』

って声をかけて、上がるように促した。

Aを寝室に置いて来るという未来にAはお願いして、一足先にリビングに戻った。

敬浩『Aも酔っ払いだわ笑』

広臣『そうだろうなって思いました笑』

未来も来て更に話は進む。

壱馬も限界を迎えたようで、臣が寝室に運びに行った。

敬浩『未来も泊まりな』

自分の家のように客間のベッドルームに案内する。

広臣『おれ、自分の家あがりますね、』
『俺もあさ来るから未来もゆっくりしていけよ』

未来『ありがとうございます。』

俺は初めて未来と二人きりの部屋で寝ることになった。