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未来side
A『壱馬がね』
って話すAねぇは完全に酔っ払い。
連れて帰ろうとお会計のために店員さんを呼ぶと
店員『登坂さんより頂いておりますので、そのままおかえりください。』
ってAねぇを指す店員さん
未来『分かりました。ありがとうございます。』
未来『もう。格好つかねぇー。』
A『へへ、未来が払うにはまだ早いのー笑』
ってニコニコしてる笑
未来『ご馳走様です。ほら、ねぇちゃん帰るよ!』
ってAねぇの腕を引いて、タクシーに乗る。
Aねぇはあっという間に夢の中へ。
あんなにダイナミックに踊るのに、寝顔は赤ちゃんのようで、起こさないように写真を撮る。
1度寝ると起きないAねぇを担いでマンションの中へ。
ピーンポン
ガチャ
中から出てきたのは壱馬さんではなく敬浩さん
敬浩『おぉ!未来お疲れ様、』
未来『お疲れ様です笑』
敬浩『姫寝ちゃった感じ?笑』
未来『はい。』
敬浩『じゃー、未来も入りな笑』
未来『ありがとうございます。Aねぇ、ちょっとベッドに置いてきますね』
敬浩『おう、先リビングいってるなあ』
って上機嫌な敬浩さん。
ここ敬浩さんちだっけ?って思うくらい、普通に過ごしてる。
Aねぇをベッドに置いてリビングに行けばなかなかカオスな状態。
壱馬さんは泣いてるし、臣さんは慰めてるし、敬浩さんはそれ見て笑ってるし。
すると俺に気づいた臣さん
広臣『おお、未来!Aの事ありがとな、そこ座りな!』
未来『ありがとうございます。』
敬浩さんの横に座った俺。
敬浩『Aべろべろだったけど、大丈夫だった?』
未来『はい、大丈夫です。俺も、皆さんみたいにAねぇのことちゃんと守ります。』
広臣『お、どうした笑』
未来『Aねぇが初めて自分の過去を話してくれました。RAMPAGEさんをやめた理由を。』
広臣『そっか。』
壱馬『未来、アカンで。俺のAやからな』
ってべろべろの壱馬さん。
こんな壱馬さんはじめてみた。
未来『大丈夫です。メンバーとして支えますから。笑』
敬浩『そっか、Aもようやくメンバーに話せたってことか。』
広臣『大きくなったなー。ほんとにAも壱馬も。』
そうやって、壱馬さんをながめる臣さんと敬浩さんはすごく偉大なお兄ちゃんに思えた。
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作者名:m__xx | 作成日時:2023年7月7日 16時