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「A！大丈夫か！！」
「A！大丈夫？！」
目が覚めると目の前には両親に加え、爆豪と緑谷がいた。
二人は涙目でAの顔を覗き込む。緑谷に至っては鼻水を豪快に垂らし、涙を溢れ出して来ている。
「平気平気！焼肉パーティーだったのにごめんね」
「そんなのどーでもいいんだよ”！」
「Aが生きててくれればいいの！」
右に爆豪、左に緑谷という形で抱き締められるA。
両親は安心したのかほっと息をつくと、更に上から抱き締めにかかる。
「おでこの出血が酷くて何針か縫ってもらったんだからね！全くこの馬鹿娘！階段を踏み外しただなんて不注意にも程がある！！」
「ま、まぁAも無事だったことだし、落ち着いて落ち着いて」
皆が離れた後、光己に言われておでこを触れてみればいつもとは違う感触。
その時Aは生きている事が凄いと実感したのだ。
「てか彼氏といたんじゃねぇのかよ”！Aのこと守れねぇ男なんぞ彼氏じゃねぇ”！」
「もう解散してた後だったから」
「あとで彼氏さんにも連絡しときなね？」
「うん、そのつもり」
爆豪は怒りがおさまらぬのか怒鳴り声ばかり上げている。その為光己に怒られてはまた怒鳴り声を上げ、勝が宥めるといういつもの光景に。
緑谷は優しくAの頭を撫で、そんな緑谷を見た爆豪は再び怒りを露わにした。
その後両親と緑谷は自宅に帰ったが、爆豪だけは未だに横にいる。
「ほら勝己。こっち来て」
「……ん」
二人きりになると素直になれるのは昔から変わらない。
Aが広げた両腕の中に爆豪は大人しく収まった。
「心配してくれてありがと」
「おう。……次からはぜってぇ俺と帰るんだかんな」
「彼氏とのデートがなかったらね」
そう言うと不機嫌になる爆豪だが、そのデートは二度と訪れなかった。
轟から数十件に渡る連絡が来ていたが、Aは連絡先を取り消して関わりを絶った。
そんな中、二人は雄英高校で再会を果たしたのだ。
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もやし(プロフ) - おまめさん» ありがとございます！！ (2022年5月12日 22時) (
レス) id: c45771c01d (このIDを非表示/違反報告)
おまめ - めっっっっちゃオモロイ!!! (2022年5月12日 20時) (レス) @page40 id: 04b57ecb94 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - 桧さん» ありがとうございます！これからも精一杯書いていくので、よければ読んでみてください！ (2021年8月20日 17時) (レス) id: c45771c01d (このIDを非表示/違反報告)
桧 - なぁにがあったんだろぉーなぁ？？？ (2021年8月17日 14時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
桧 - めちゃこれ好きです。 (2021年8月17日 14時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2021年5月13日 22時
