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A「ぎゅーして、。」
え、いつもはこんなこと言わないのに。
でも、そんなこと言われたらさ、
堀夏「…もう誰にも渡したくなくなっちゃうじゃん。。」
ってなにいってんだ俺。
あ!こんなこと言ってる場合じゃない!
堀夏「いいよ、おいで?」
A「…なっちゃんの匂いがする。。」
堀夏「そりゃあ、だってなっちゃんだもん。」
Aからじんわり伝わってくる体温で今Aがどれだけしんどいのかが分かる。
A「…ねぇ、しんどい、。なっちゃん。」
堀夏「うん。うん。しんどいね。でも、泣くともっと辛くなっちゃうよ?ね?ほら、泣くなって」
A「…しんどいよ、なっちゃんっ」
堀夏「しんどいね、大丈夫だよ。」
しんどい、しんどい、辛い、辛いって何度も何度もいいながら泣きじゃくるA。
堀夏「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」
といいながら背中をぽんぽんとリズム良く叩いてやると規則正しい寝息が聞こえてきた。
堀夏「はぁ、」
さて、こっからは寝たこいつをどうするかだな。
とりあえずベッドに寝かそうとしたけど
A「…やぁ、。」
こいつ、ほんとに寝てんのか?
もういいや、このまんまで
にしても高いなぁ、熱。
がんばりすぎなんだよ。まったく。
たまには頼れっての。
堀夏「たまには、普通に甘えてくれたっていいんだけどな、。」
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A「んん、。」
あ、起きた?
堀夏「おはよ」
A「おはよ。なっちゃん」
堀夏「具合は?」
A「へーき」
堀夏「ほんとに?」
A「ほんまやし、。」
まぁ、まだ熱はあるんだろうけどさっきより顔色いいし、大丈夫か。
A「なぁなぁ、お腹へった」
堀夏「まったく、さっきまであんなベタベタくっついてきたのに、もうこれだよ。」
A「べつにええやんけ。」
堀夏「そんなこと言ってると薬飲ますぞ。」
A「う、。それだけは勘弁してください。」
堀夏「じゃあ、黙って寝てろ。」
A「はい。」←
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マスクガールさんからのリクエストです!
あんまり独占欲強めにできなかった…
すいません!
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紫苑(プロフ) - 瀬口の日作ってくだはいいいいい (2019年4月5日 3時) (レス) id: 97657b2818 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - サナさん» 了解です! (2018年8月21日 23時) (レス) id: 63c22a3f5a (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 美紀さん» メンさんのやつめっちゃおもしろいよね! (2018年8月21日 23時) (レス) id: 63c22a3f5a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 大樹くんといっしょにデートして欲しいです。お願いします! (2018年8月5日 17時) (レス) id: ca26caa52d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 実優ちゃんって呼ぶね美紀お姉ちゃんのあみちゃんとモニタリング見るの大好きでバスの心霊系のモニタリング大好きなんだけど (2018年8月1日 14時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーこ | 作成日時:2018年7月6日 18時