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JA「ちょっとこれどういう状況?!」
Aを抱き上げようとした瞬間、声が聞こえて振り返ると明らかにヤバそうな雰囲気の男を3人連れたジア先輩が立っていた。
こいつ、まだ何かしようとしてたのか.....
でも俺1人でこの3人とやり合えるはずがない。
さっき殴った2人とは比べ物にならないくらいのオーラが出てるから。
JA「あ、ジョングクくん♡私に会いに来てくれたの?」
JK「......もうやめてくれませんか。Aをこんな目に遭わせといてまだ満足しませんか?」
JA「こんな目に遭わせるつもりはなかったのよ。こいつら2人が勝手に手出しちゃったみたいでさ。ごめんね?」
JK「それ以前の問題です。なんで拉致したりしたんですか」
JA「そんな怖い顔しないでよ。この女を攫ったのはジョングクくんを釣り上げるためだから」
なるほど、本当のターゲットは俺だったってことね。
でも何をされても俺はAといる。
そう決めたから。
JA「この子ったらジョングクくんと私が一緒に寝てる偽造写真見せただけで簡単に信じたのよ。それってつまりジョングクくんを信用してないってことでしょ?」
JK「俺が何も言わなかったから、」
俺にも身に覚えのない事だとはいえもっとちゃんと聞いておくべきだった。
Aを引き止めてまで不安を消してあげるべきだった。
JA「とにかく私は別れてほしいの。私と付き合えばその女と付き合うより良いことだらけ」
JK「何も良くない」
JA「どこが?」
JK「どれだけ良い環境になってもAがいないと意味がない」
JA「何よそれ、」
JK「そもそも俺に執着する理由がわかりません」
JA「そんなの簡単よ。私の隣を歩くのはジョングクくん以外考えられないから」
この女には心底呆れる。
そんな自己満に俺を使うなよ。
JK「もういいんで。早く帰してください」
JA「えー、ジョングクくんが言うこと聞いてくれないならまた彼女ちゃんが大変な目に遭っちゃうよ?♡」
JK「させません」
JA「あーもうウザイなぁ。いつまで恋愛ごっこしてるつもり?.....ジョングクくんが従うまで好きにしてくれていいわよ」
ジア先輩は急に顔色を変えて後ろの男に指示した。
逃げちゃダメだ。
ここで逃げたらAに顔向けできなくなる。
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MF - ホソクさんカッコイイ (2021年3月19日 14時) (レス) id: 173fa5324a (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - Rionさん» 遅くなってしまってすみません...!少しずつですが頑張ります! (2020年12月14日 1時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
Rion - すごく面白い!早く続きがみたいです!! (2020年9月28日 22時) (レス) id: 5112e4be40 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - にこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月30日 14時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - 面白いですねw更新頑張ってください!これからも応援しています* (2020年8月3日 23時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しお | 作成日時:2020年5月20日 15時