注意22 ページ22
･
午後6時。
ジョングクの家に到着。
JK「A」
玄関に入るなり名前を呼ばれて抱きしめられる。
早速甘い。
「部活お疲れ様」
JK「ん、」
「ちょっと苦しいかな」
JK「まだ離れたくない」
「荷物置きたいんだけど」
渋々離れてくれたジョングクを気にしつつ、靴を脱いで荷物を置かせてもらった。
そしたらもういいでしょと言わんばかりにまた抱きしめられて。
「今日は一段と甘々だね」
JK「.......嫌なことあったから」
「何？」
JK「A以外の女にキスされそうになった」
「え.....」
JK「されそうになっただけでしてない」
「......相手の人、もしかしてマネージャーの先輩？」
JK「うん。キモかった」
「ジョングクのこと好きって噂が回ってる」
JK「俺はAだけ」
「うん、」
JK「不安？」
「え？」
JK「俺があの人に取られるんじゃないかって不安に思ってる？」
「少し、ね」
JK「だと思った。でも安心して。絶対にAしか見ない。てかAしか見えない。あのマネージャーの名前も分からないくらいAのことだけが好き」
「名前くらいは覚えてあげなよ」
JK「覚えても興味なかったらすぐ忘れる」
これだから安心してしまう。
安心しちゃいけないのに。
いつ何があるかわからないのに。
「私も1つ言わなきゃいけないことがあるの」
JK「何？」
「その先輩に少し嫌味言われた」
JK「なんて？」
「グクにはあんたみたいな子どもより私の方が合ってるって」
JK「面白いこと言うんだね。自分がブスだって気づいてないんだよ」
「それ、本人に言っちゃダメだからね」
JK「あの人と会話する予定ないから大丈夫」
「もう.....」
JK「何かされたらすぐ言って。俺も全部隠さずに話すから」
「わかった」
少女漫画とかだとさ、ライバルに脅されて彼氏と距離作って彼女に理由聞くけど答えられないから喧嘩になって、彼女が脅されてたことを知ってライバル退治して仲直り(雑)みたいな感じじゃん？
だけど私たちは違う。
例えそのマネージャー先輩に私が脅されてもジョングクにすぐ告げ口する。
嫌なことがあったら全部話す。
それで解決。
JK「あー、やっぱAが1番」
「なにそれ笑」
JK「大好きってこと」
「ふふ、私もジョングクが1番」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1940人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MF - ホソクさんカッコイイ (2021年3月19日 14時) (
レス) id: 173fa5324a (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - Rionさん» 遅くなってしまってすみません...！少しずつですが頑張ります！ (2020年12月14日 1時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
Rion - すごく面白い！早く続きがみたいです！！ (2020年9月28日 22時) (レス) id: 5112e4be40 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - にこさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月30日 14時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - 面白いですねw更新頑張ってください！これからも応援しています* (2020年8月3日 23時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しお | 作成日時：2020年5月20日 15時
