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TH「あれ.....」



JM「ん?どした?」



TH「いや、なんかこの光景見たことあるなって」



JK「屋上の景色なんてどこも似たようなもんでしょ」



TH「.....確かに」






って、そんなことどうでもよくて。



Aちゃん、だったっけ。



どこにいるんだろ。






『A』






キョロキョロと探しているとそんな声が聞こえてきて、一気に意識がそちらに向いた。



そこにはやっぱり点滴をつけたままのAちゃんと隣にはお母さんと思われる女の人がいて。






『そろそろ戻ろうか』



「うん、」






ゆっくりと立ち上がった2人はこちらに向かって歩いてくる。



俯いていたAちゃんが顔を上げると俺と目が合って。






「あ、」



TH「......久しぶり。俺のこと覚えてる?」



「っ、覚えてますよ」






Aちゃんの目が少し揺れた気がして目を凝らせば次の瞬間には目を細めて笑ってて。



改めて可愛いなって思う。






TH「あ、これ俺の友達」



「.......はじめまして」



JM「はじめまして」



JK「ヒョンとどうやって知り合ったんですか?」



「あ、えと.....私が転びそうになったところを助けてくれて」



JK「ふーん」



TH「名前、Aって言うんだね」



「は、い.....」



『すみません。そろそろ戻ります』



TH「あ、はい。またね」






手を振るとぎこちなく振り返してくれて、そのまま行ってしまった。



 

め→←の



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ペジュ - とても面白い小説ですね!これからの展開が気になります!これからも更新頑張ってください! (2020年7月19日 19時) (レス) id: c155b7d573 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しお | 作成日時:2020年7月19日 1時

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