ミ ページ2
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一目惚れって言ってもそこまで本気にしてなくて。
廊下を歩く時にあの子いないかな〜って少し探してみたりするけど、なかなか出会えない。
そういえば点滴したまま歩いてたななんて思い出して、多分怪我が理由の俺とは違って、彼女は病気を持ってるんだと思う。
お見舞い行きたいなって俺も同じ病院に入院してるのに思っちゃって。
思い立ったらすぐ行動しちゃうタイプだからさ、丁度横切った看護師さん呼び止めて聞いてみた。
TH「あの、」
『はい?』
TH「身長が低めの可愛い女の子の病室ってどこですか?」
『身長が低めの可愛い女の子......あぁ、Aちゃんのことね』
TH「A.....?」
『一応個人情報なので病室はお教えできませんが、Aちゃんならいつも屋上にいるから会えると思いますよ』
TH「.......」
『あの.....』
TH「あ、すみません。ありがとうございます」
ついぼーっとしてしまって看護師さんに変な目で見られた。
でも超良い情報聞けたから早速屋上に行ってみることに。
てか身長が低めの可愛い女の子って特徴だけでよくAちゃんだってわかったな。
やっぱり可愛いで有名なのかな。
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ペジュ - とても面白い小説ですね!これからの展開が気になります!これからも更新頑張ってください! (2020年7月19日 19時) (レス) id: c155b7d573 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しお | 作成日時:2020年7月19日 1時