恋愛GAME

　　２９ ページ34

太「ただいまーっ！」


　ぎゅっ



貴「うえっ。苦しっ。。」




いつものことだけど、
今日はいつも以上に苦しい。




貴「なんか用？苦しいんだけど。」




太「これからお前はサッカー部のマネージャーだから
　 誰にも取られたくねーんだよ。」




貴「なにその話？うち聞いてない。」





太「え？なんも聞いてねーの？
　 てっきり風磨とかから聞いてるかと・・・」



貴「いいえ。なーんにも。」




太「じゃあ、今言った。笑」



いやだよ。そんなの。めんどくさいもん。



太「なー、いいだろ？俺がいるんだし。
　 俺の見える場所にいてもらわないと心配なんだよ」



心配してくれんのはうれしいけど・・・



貴「でも、もう高校生だし・・・
　 山田先輩はたぶんウチのこと嫌いだし・・・」





太「なーんだ。せっかく櫻井先生が顧問なのに・・・」





※櫻井(翔)先生とは学校一女子から人気の高いイケメン先生。
Aも少し憧れている。



貴「えーっ！！じゃあ、じゃあ・・・」



太「じゃあ、明日、放課後職員室前ね。
　 俺、風呂入ってくるから。」




なんか、お兄ちゃんの思うつぼってかんじ？




　

　　３０→←　　２８

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す