男水！

第3話☆ ページ5

秀平｢そうだね。｣

原田｢あー、わかった！
みんなスカウトされたかったけどされなかったパターンか？｣

結太｢だったら何？｣

原田｢え？｣

結太｢龍峰目指して頑張って、セレクションまだ行って、でもダメで…そんなに悪い？｣

原田｢いや、悪いなんて言ってねーよ。
でも、そんなに行きたかったなら推薦でいけ…｣

結太｢推薦と一般じゃスタートの扱いが全然違うの。だったら、思いっきり泳げる方がいい…。｣

大樹→秀平を見つめて

ﾊﾞｼｬｰﾝ…(秀平プールに飛び込む

秀平｢ほら、そろそろ練習始めるよ。
3秒後スタート、晴美！｣

晴美｢よーい！｣

ピーｯ！

ー練習終わりー

原田｢親睦会？｣

秀平｢俺達は、結太と原田のことを…2人は俺達のこと全然知らないでしょ？だからこれからみんなで…｣

結太｢それなら、もう少し練習を…！｣

秀平｢んー…
これもチームワークの一環だよ。｣

結太｢泳いでる時はみんなひとりですから。｣

秀平｢そう、水の中ではね。｣

結太｢え？｣

秀平｢水泳って、パッと見個人競技に見えるけど一緒にやってきた練習や、応援が力になって強くなれると思うんだ。｣

結太｢けど…
先輩昨日予選落ちでしたよね。｣

晴美｢結太！ちょっとあんたね！｣

(晴美、結太をプールに突き落とし

晴美｢あ…あははは笑｣

大樹｢さっさと着替えろよー。
もんじゃ焼き食べたい｣

貴方｢大樹くん、ちょっといい？｣

大樹｢ん？着替えながらでいいか？｣

貴方｢うん、大丈夫。｣

原田｢俺ももんじゃ焼きー！｣

晴美｢秀ちゃん、行きましょ！｣

秀平｢うん、いこ？｣

結太｢すいません…｣

ー下校中ー

原田一人で歩いて、
大樹と晴美と貴方が歩いて、
結太と秀平が後ろを歩いている。

・

・

秀平｢ねぇ、結太はどうしてうちの高校に？
龍峰じゃなくても、もっと強いところ｣

結太｢家が近いので…｣

秀平｢え？｣

結太｢通学時間が短ければその分練習できますし。｣

秀平｢そっか。｣

結太｢先輩も龍峰に憧れてたりしてたんですか？｣

秀平｢それは…｣

原田｢先輩…もんじゃ焼き…うわわわ！｣

(転がり落ちる原田 ダニエル

大樹、貴方、晴美、秀平、結太…驚き

｢龍峰の練習のところに突っ込む｣

晴美｢もう何してんのよ！｣

(大樹も坂を降りようとするが、晴美に止められ
回っておりていく

秀平｢ちょっと、大丈夫か。
すいません…うちの…｣

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