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Aサイド
校長「それでさっそくですが､早乙女先生にはクラスを受け持ってもらいたいのです」
えっ､先生になったばかりだというのに､急じゃない( ﾟДﾟ)!?
なんて言えず､校長先生は私に受け持つクラスの生徒の名簿を渡した｡
校長「1時間目の授業までに､目を通しておいてください｡彼ら全員､個性的で変わっていますが､あなたならきっと大丈夫でしょう」
うーん､そう言われてますます不安(-_-;)…｡
「早乙女先生､士官学校へようこそ」
声がして右隣を見ると､茶髪で黒のスーツを着た真面目そうな男性が見つめていた｡
校長「櫻井先生です｡百合組のクラスを受け持っています」
櫻井「百合組の担任を勤める櫻井翔です｡分からないことがあったら､いつでも聞いてくださいね(^^)」
A「はい､よろしくお願いしますm(_ _)m」
親切な人だなぁ｡
「しかし､まさかあなたがあのクラスを受け持つことになるとはね〜」
後ろの席は､黒髪で白衣を着たちょっとガサツそうな男性｡
校長「二宮先生です｡向日葵組のクラスを受け持っています」
二宮「向日葵組の担任､二宮和也です｡よろしくね(^^)」
A「よ､よろしくお願いします…」
この人は､ちょっと苦手かも(-_-;)…｡
校長「二人は､士官学校の卒業生です｡私の教え子でもありました」
そうなんだ｡
校長「では､櫻井先生､二宮先生｡早乙女先生に､いろいろ教えてあげてください」
櫻井「分かりました」
校長先生は「失礼します」と言って､その場をあとにした｡
A「あの…」
櫻井&二宮「うん?」
A「『あのクラスを受け持つとは』とおっしゃっていたじゃないですか｡それは､どういう意味で…」
二宮「あぁ､薔薇組ね｡あのクラス､ちょっと変わっているんだ」
A「変わっている?」
櫻井「生徒全員､個性が強すぎるんです｡それに手こずる先生もいまして､この前も前に担任を勤めていた先生が担任をおりたんです｡これで､3人目だったかな｡まぁ､名簿を見れば分かりますよ」
私は､薔薇組の名簿を見た｡
あれ?男の子5人だけ?
櫻井「士官学校に入学できるのは､わずか数人なんです｡クラスの生徒は最高10人､最低5人ですね」
二宮「中には､関係者のすすめで入学する生徒もいるんだよ｡まれなんだけどね」
なるほど…｡
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セーラーローズ(プロフ) - ふーちゃんさん» コメント､ありがとうございます｡申し訳ありませんが､近々削除を考えているので更新は出来ないかもしれないです…｡ (2019年11月20日 16時) (
レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん - この話好きです。更新待っています。 (2019年11月20日 14時) (レス) id: 41c6bbf51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月&セーラーローズ x他1人 | 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2019年8月10日 22時
