川西拓実×恥ずかしがり屋な私 ページ5
『川西拓実』
いつも通りの朝。
私は7時に目を覚ますと
隣で寝息を立てている拓実。
たまにムニャムニャ喋っててかわいい。
少し顔を近づけてみる。
(ほんとカッコいいよなぁ…。)
私にはもったいないくらいの自慢の彼氏。
赤い髪が1番似合うのは彼だと思っている。
そんなことを考えていると
自然と笑みがこぼれた。
「ふふっ。かわいい。」
すると
拓実「A？誰がかわいいの？」
パッチリと目を開けて私のことをみる拓実。
「うわぁ！ちょっと脅かさないでよ〜！」
いきなりの出来事すぎて驚いた。
拓実「ごめんて。」
ヘラヘラと笑っている拓実。
こんな日常が私にとって1番の幸せなのだ。
拓実「おいでA。」
寝ぼけながら拓実が両手を広げて私を待つ。
そこに吸い込まれていく私。
「うーんあったかい…。」
目を閉じれば、もう一度寝そうになる。
拓実「え、ねんといてや〜。」
拓実はそっとキスを落とした。
いつまで経っても慣れなくて
私からキスをすることはない。
拓実も薄々気づいているのだろう。
拓実「Aが俺に無理してキスしてこんでもいい。俺がずっと好きって言い続けるから。」
それでいいんちゃう？と拓実は笑う。
(気づいてたんだ…。)
あまり自分の意見を言わない拓実だから、
たまにいう意見には大きな説得力がある。
「ありがとう。」
気づけば涙が一筋流れていた。
気づかれないようにそっと拭うが、
拓実「なんで泣くん〜？」
私の涙の跡にまたキスをした。
拓実「A。」
ふと名前を呼ばれた。
「はぁい？」
拓実「好きやで。」
真剣な目でいうものだから私が恥ずかしい。
ボッと顔が赤くなる。
でも…。
「拓実。」
私の方が…。
「めっちゃ好きやで。」
たまにはいいよね。私からいっても。
好きとかいう言葉も、
手を繋ぐことや、キスだって、
私にはハードルが高いけど
拓実のためならいくらでも言ってあげたい。
すると
拓実「ざんね〜ん。」
拓実がからかうように言った後、
布団の中で私は拓実の下敷きになっていた。
「なっ、なんですか…？」
拓実はさらに顔を近づけて耳元で
拓実「俺の方が何倍も愛しとる。」
彼はどれだけ私を惚れさせれば気が済むのだろう。
今日も幸せな1日が始まる。
Fin
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まめらい(プロフ) - odenさん» ご感想ありがとうございます！ (2020年7月19日 18時) (
レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
oden(プロフ) - 誕生日が2月27日で與那城くんの喧嘩のお話がめっちゃ感情移入できすぎて大好きです！もっと早くこのお話読んどけばと後悔中です笑 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 426996df08 (このIDを非表示/違反報告)
まめらい(プロフ) - ゆあさん» わざわざコメントありがとうございます！頑張らせていただきます！！ (2020年4月7日 1時) (レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 木全の話すごいリアコで読んで良かったです笑 これからも頑張ってください！ (2020年4月5日 17時) (レス) id: a969d703bd (このIDを非表示/違反報告)
まめらい(プロフ) - ゆいさん» ご丁寧に感想まで…！ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いしますっ！ (2020年4月3日 21時) (レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクもち | 作成日時：2020年2月16日 20時
