川尻蓮×塩対応な後輩の私 ページ4
『川尻蓮』
職場の先輩の蓮くん。
なぜか先輩呼びは遠い感じがするからやめてって言われてくん付けに。
他の子には先輩って呼ばれても普通なのに。
私だけ何故か呼ぶと怒られてしまう。
いつも通り定時に上がろうとしたが、
後輩がミスをしたため私が引き継ぐことに。
(これは 11時過ぎない…？大丈夫…？)
少し不安になってきた。
すると
蓮「あれっAじゃん。どーしたの？」
蓮くんがやってきた。
「え、蓮先輩〜。なんですか？」
蓮「あ！また先輩って付けた〜！ダメって言ったじゃんか〜！」
ついつい先輩呼びになってしまう。
また怒られてしまった。
「すみません…笑」
蓮「残業？？今日そんなに仕事あったっけ？」
「えっと…。後輩がミスしちゃって…。」
蓮くんはなるほどと納得していた。
このまま蓮くんは帰るかなと思っていたが
なぜか私のデスクの横に来て
私の顔を眺めている。
「えっと…蓮くん？私の顔に何かついてますか…？？」
そんなに見つめられるもんだから恥ずかしい。
耳まで赤くなってしまっているかもしれない。
蓮「なーんもついてないよ笑」
笑いながら蓮くんは言った。
「ならいいんですけど…。まだ帰らないんですか？」
私のために残ってくれているとしたら
ありがたいのだが少し申し訳ない。
蓮くんはモテるから彼女くらいいるはず…。
私のために時間を使うなんてとんでもない。
そんな心配事ばかりしていた。
蓮「ねぇ？俺がなんでAを待ってるのか分かってないの…？？」
言ってる意味が分からなかった。
待ってる意味…？そんなのあるの？
「うーん…。分からないです…。」
蓮「鈍感。」
すると
蓮くんは半ば強引に私の腕を引っ張ってきた。
蓮くんとの距離わずか10センチ。
蓮「俺がAのこと好きって言わないと伝わらない？」
「え…？」
この状況はなんだろう…。
もう分からなくなっていた。
「えっと…それはつまりその…。」
蓮「俺と付き合って。」
ストレートに言われたその言葉は
普通の人なら喜ぶだろう。
だが
鈍感な私の胸にはかすり傷程度のものだった。
「はい…。」
私をドキッとさせたり、
鈍感な私をしつけるのは大変そうです…。
Fin
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まめらい(プロフ) - odenさん» ご感想ありがとうございます！ (2020年7月19日 18時) (
レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
oden(プロフ) - 誕生日が2月27日で與那城くんの喧嘩のお話がめっちゃ感情移入できすぎて大好きです！もっと早くこのお話読んどけばと後悔中です笑 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 426996df08 (このIDを非表示/違反報告)
まめらい(プロフ) - ゆあさん» わざわざコメントありがとうございます！頑張らせていただきます！！ (2020年4月7日 1時) (レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 木全の話すごいリアコで読んで良かったです笑 これからも頑張ってください！ (2020年4月5日 17時) (レス) id: a969d703bd (このIDを非表示/違反報告)
まめらい(プロフ) - ゆいさん» ご丁寧に感想まで…！ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いしますっ！ (2020年4月3日 21時) (レス) id: eb620c9596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクもち | 作成日時：2020年2月16日 20時
