女子力25% (ページ27)

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そこへもう1人の問題児が現れた。

爆豪｢何言ってんだお前。おれが結婚するのに決まってんだろ？なァ？｣

『は、はぁ、、？』

顔怖いって。そんな顔ばっかしてたらダメだって。ていうか今の普通に脅迫じゃん。

轟｢ふざけんなよ。俺に決まってんだろ？プロヒーロー家のやつだぞ。俺。｣

爆豪｢あぁ？俺は将来のナンバーワンヒーロー様だ！そして高額納税者ランキングに名を───｣

うるさい。

『もういいや。みんな！！一緒にいちご食べよー！おじいちゃんが送ってくれたんだよね！』

よし。後ろから凄い殺気を感じる。

轟｢ダメだ。俺が貰うから。｣

その瞬間、自分の体がフワッと浮いた。

『ちょい！待て！とりあえず降ろそう！殺気を感じる！』

爆豪｢ほォ？｣

怖い。本当に怖い。

轟｢目ぇつぶってろ。A。｣

『ぎぃやぁぁぁぁ！！！』

｢｢｢｢ご愁傷様。｣｣｣｣

皆が笑顔で遠ざかってった。

『やだぁぁ！！！！』

────────────

『で？なんであんたはここにいんの？』

涼真｢おはよぉー。｣

朝寝ぼけまなこで共有ルームまで降りてきた途端、いきなり抱きつかれた。

そこに現れた爆豪が涼真に抱きつかれ殺されそうになった時助けてくれたのだ。

『とりあえず爆豪ありがとう。』

爆豪｢おう｣

『そしてお前は自分の寮に帰れ。』

涼真｢ヤダー！俺A大好きだもん。それに、許嫁だし。あと結婚まで一年もないから会いに来たんだよ？｣

『来なくていいから。はい、帰った帰った。……ってアンタ、なんでその話知ってんの？』

と言いながら手をはらうとずっと着いてくる。

涼真｢え？俺、Aと指切りげんまんしたじゃん。｢大きくなったら結婚するって｣｣

爆豪｢知らねぇ。そんな約束。｣

悪寒がした気がする。