４.同クラ ページ6
(すばる side)
中学はヒナたちと一緒やなかったから高校では一緒んとこ行こ、って約束しとってん。
まあ、それで各自苦手な勉強という壁を乗り越えてここにおる。
で、見覚えあるこの ちっちゃい女。
A「すばるっっっっ!!!!!!!」
五月蝿すぎな、何なんこいつ。
横山「ホンマに付いてきとるやん。」
村上「女子って恐いねんな。………ホンマに何でもするんか。」
と、この様子からして多分顔見知り。
A「侯くん、雛さん。ありがとな！」
何これ、めっちゃ距離近いやん。
A「久しぶりやね、すばる。」
はっ？いきなり呼び捨てなん。
『………誰？』
村上「やっぱり忘れてもうてるやん、すばる。」
横山「めっちゃ、悲しいやつな。」
A「うるっさい。」
チビのくせ めちゃくちゃうるさい女はヒナやヨコとくだらなそうな言い合い中。
A「小5のあの日。うち お前に腹立ってん！なんでこんな態度とんねん！って本気でキレてん。お前、覚えとらんの⁉」
『そんなん言われても、それほど記憶に残らへんほどの存在やったってことやろ？』
俺が覚えとらんのが悪いんじゃなくて、お前が俺に覚えてもらわへんかったんが悪いやん。
A「人って ここまで変わらんもんなん？」
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作者名：ぐぁてまら x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miyumomo061
作成日時：2018年8月21日 1時
