成蘭高校のもう1人の番 (ページ7)

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第6話ページ7

A side

三橋「可愛い女の子達がお困りなら…この三橋。協力しますよ。」

あー。うざいタイプだ。面倒くさそう。

「詳しいお話をしたいので、サテンにでも行きませんか？」

三橋「よぉろこんで！」

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in喫茶店

京子「実は、毎日放課後にヤクザが私を狙って待ち伏せしてて…。」

「京子を出せって聞かないんです。1回私達でシメたんですけど、その後も懲りずに来るんですよ。」

はぁ。どんだけ諦め悪いやつなのかって改めて思ったわ。どうしてそこまでして京子を狙うのかね。やっぱり、可愛いから？

三橋「ぼくちんやれると思います！強いから！
ただ…その。俺達がそいつらを追い払った暁には…なんというか、言い難いんですが…。遠回しに言うと…」

「遠回しに言うと？」

三橋「3人の誰かの…おっ○い揉ませて。」

京子･明美･A「お願いします！」

あ、待って、条件良く考えろ…。

伊藤「ねぇ、条件、聞いてた？」

明美「誰に頼んでも聞いてくれなかったんすよ！」

「あの、今日も来てると思うので、早速お願いしても…いいですか？」

まだ放課後ではない。ツッパリは授業サボってなんぼ。放課後まではたぁーっぷり時間があるから…女装でもしてもらおうかな。

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in成蘭高校

伊藤「なぁんで俺達がこんな格好しなきゃいけねぇんだよ。」

三橋「馬鹿野郎。この女子校に強い奴がいるって知らしめてやんだよ。ちなみにお前……可愛いぞ。」

伊藤「そ、そうかよ…お前もな…。」

可愛いだのなんだのを話して、玄関の影に全員が隠れる。

「アイツらです！」

ヤクザが来たので、退治してもらうために合図をした。

三橋さんも伊藤さんも、よく見たら京子は可愛くないだのと言って、京子は今までに見た事ないくらいひどい顔。

三橋「私、アンタがタイプぅ～！」

そう言って敵陣に突っ込んだ三橋さんのなんと卑怯なことか。

ーーチーン！

「あらま…。」

三橋「では、京子さん物陰に隠れて… 「ばぁかものぉ！」はぁぁぁい！すんまちぇん！」

京子がかなぁり困っていたので助けてやった。

伊藤さんはまたなんかあれば言ってね、と言ってくれたのだが…未だ顔が緩んでいる。

「では、また！ありがとうございました!!!」

伊藤「うん！じゃあ！」

三橋「じゃあ……また！」

京子･明美･A「また会いましょ～!!!」