第4話 ページ5
智司 side
心臓がうるさい。黙れクソ野郎って感じだ。
もしこれを相良に言ったら?
『お前、恋したんじゃねぇのぉ〜!!!』
とか言って煽ってきそうだ。
ん?待てよ。今、自分で想像して、自分で『恋』って言ってたな…
てことは、俺は…アイツが好き…なのか?
今日の出来事だけで…。所謂、一目惚れ?
かっこ悪…
まぁこの先会ったら普通に接すればいいだろ。
相良 side
智司に言われた通り帰ってきたけどよぉ、暇すぎねぇか?
あの女、なかなか強ぇ上にマブい。俺の好きなタイプじゃね?まぁもう無理だろ。
あいつに怪我させたしな。その時点でアウトだ。
にしても智司…なんであんないい所で止めるかねぇ?
俺があいつに殴られるのがまず最初だろ?その後俺が本気出して、立ってる下の野郎どもも使って潰しに行ったはずだ。
「考えるだけでおもしれぇぜ…クククッ」
明日にでもまた潰しに行くか?今度こそ智司が出てこない場所でな!
「俺もとことんワルだぜ、クククッ」
......................................................
次の日…
京子 side
「A?!何があったんだよ!そんな怪我してぇ!」
どうしてAがこんなっ!
A「あーまぁ、昨日ね?色々ありましてね?」
「なぁにがあったんだよぉ!」
明美「Aさんなんもやってないっすよねぇ!悪いこととか。」
ナイス明美!私もそれを思ったんだ!
A「明美も京子も帰り1人じゃないじゃん?んで、私みんなと別れたあと1人だからさ、ため息吐いてたら、開久のやつに絡まれて、こうなりました。」
「ぶつかったの?ため息吐いて?」
A「ぶつかってないよ?!歩道の反対側歩いてたんだよ!」
開久の野郎もアホだなぁぁぁ。
「今度会ったらケチャケチャだ!」
明美「京子さんそれはヤバいですって…!」
なんで?そんなやばいの?開久。
明美「京子さん知らないんすか?開久はバックにヤクザからチンピラまで全部揃ってるし、頭張ってるやつは普通に病院送りにさせるやつっすよ?!NO.2のやつはとことん卑怯で、何するかわかんねぇやつなんすよ!」
A「明美の言う通りね。NO.2の野郎は木の棒とか鉄パイプとか普通に武器として使ってくるからね。
そう言えば京子。あんた今日軟高行くーって言ってなかった?ヤクザだっけ?を追い払うために。」
あ、忘れてた…テヘッ
「伊藤さんと、三橋さんだよな?」
A「よし、今から行くか。早めに行って準備時間とか必要だし。」
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玲美(プロフ) - 面白いです!!💕 (3月20日 4時) (レス) @page50 id: e0cb024252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆみゆぽん | 作成日時:2019年1月2日 17時