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第11話 ページ12

A side

今日は学校に行くのが面倒くさくて、1時間目が終わったあとに仮病で帰った。

『大丈夫なんすか?!』『大丈夫なのか?!』

と明美や京子には心配された。でも、仮病だよーと言えば、

『Aらしいわ〜』

と返答される。ま、こんな日も悪くないよね!

「軟高行くか〜。2人をサテンにでも連れて行ってあげなきゃ!」

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in軟高

丁度、佐川という人が来たので、2人を呼んでもらった。

「ね、一緒に3人でサテン行こうよ!!! この間のお礼したいし!!!」

伊藤「行くか?三橋。そう言えばAちゃん。包帯とかはどうしたの?」

「取った。邪魔だから。あともう痛くないし。」

三橋「Hutari tomo... Saten... wiku?」

「なんで英語っぽく言ってるの?まあいいや。行こ!私の奢り!!!」

2人を連れてサテンへ向かった。

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in喫茶店

伊藤「Aちゃんさ、俺らのこと、さん付けじゃなくてせめて君付けにして欲しいな。距離感じちゃうんだよね…。」

「そうだったの?!それはごめんなさい。じゃあこれから、伊藤くんと三橋くんって呼ぶわね!よろしく!」


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智司 side

相良が
『俺は今虫の居所が悪ぃんだよ』
と言い、節のあるやつはいねえかと喧嘩相手を探していた。


偶然、商店街のサテンの前を通った時。

「…っ!」

Aの姿があった。

まさか、と思ってAの周りをチラッと見ると、三橋と伊藤の姿があった。

くそ。なんだ。なんなんだ。凄いモヤモヤするしイライラする。

理由は分からないが、無性にアイツらを殴ってやりたい。

相良「智司ぃ?どうした??まさか、開久の頭たるお前がサテンに行きたい〜、とか言うなよ?」

「言わねぇよ。サテンの隣の路地裏に誰かいねぇか見てただけだ。居なかったがな。」

相良「ふぅーん。そうかい。」

なんだテメェ、とムカつくが取り敢えず抑える。
相良は、お前の事ならなんでもお見通しだぜというような顔をしている。


なんでこんなイラついてんだ…?


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A side

何となく窓の外を見ると、大量の開久軍団がいた。

こんなに人数いたんだ、と感心していると、先頭に立っていた片桐さんと目が合った。


理由は分からないけど、顔が熱くて、私は顔を慌てて背けた。

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玲美(プロフ) - 面白いです!!💕 (3月20日 4時) (レス) @page50 id: e0cb024252 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆみゆぽん | 作成日時:2019年1月2日 17時

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