轟氏に妹が居た事について【ヒロアカ】 (ページ9)

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前の話の没ネタ。

「猫の性感帯は尻尾の付け根ら辺らしいけど…調べてみる？」

『物間君…？』

ヒクヒクと引きつった笑みを浮かべ後ずさりするAを物間は壁に追い詰める。

クラスメイトは既に空気を読み教室には誰も居ない。

とん、と壁に当たり、しまったと思った瞬間に、所謂少女漫画的な展開、詰まりは壁ドンをされた。

逃がさないとでも言う様に足の間に膝が入って居る。

『ひえぇ…』

Aの場合、個性を使えば逃げれる事は逃げれるがこんな所で使って倒れたり、そもそも公共の場で個性を使うのはご法度だ。

「逃がさないよ」

物間はギュッと力強く抱き締め、呟く。

そして性感帯と言われる場所に手を滑らせる。

『ひっう？！』

余りにも高い声が出て、自分自身でも吃驚するAを置いて服の上からまた触りだす。

今度は声を出さない様に唇を噛み締め、目を瞑り、物間の服を掴み、震えるA物間には物凄く愛らしく見えた。

ビクビクと怯える姿に愛しささえ感じた。

その時、バンッと教室の扉が開き、轟が入って来た。

『しょうとぉ…』

Aはもう既に涙目だ。

そのまま轟はAの手を掴み帰って行った。

「あいつに、何された。」

『セクハラされた。』

「どこ触られた。」

『猫の性感帯と言われる所を』

「オレもやって良いか？」

間髪入れずに轟は聞く。

『ン？私達兄妹だよ？』

「別に良いじゃねぇか」

そしてさっきの物間の様に触り始める。

嬌声を上げてしまうAを置いて轟は触り続ける。

『や、だ、しょうとぉ！』

「我慢しろ」

下らない個性とは言え、こんなダメージを喰らうとは…。

涙目のAに轟が一言。

「ヤベェ、勃った」

『変、態！！』

翌日、轟の頬には綺麗に真っ赤な紅葉が付いていたとか。